レセプターモデルとは、ある観測点で得られたエアロゾルの成分濃度に対し、化学的な特徴を基にして、種々の発生源からの寄与や影響を推定する方法のことである。一方、発生源の排出データをベースにして、拡散計算などで環境中のエアロゾルの発生源寄与を推定する方法はソースモデルと総称されている。
レセプターモデルの中で広く利用されているモデルには、CMB(Chemical Mass Balance)法とPMF(Positive Matrix. Factorization)法がある。
参考文献
日本エアロゾル学会(編)『エアロゾル用語集』、京都大学学術出版会、2004.
一般財団法人日本環境衛生センター:平成25年度微小粒子状物質(PM2.5)二次生成粒子の挙動解明に関する文献調査報告書,2014
(名古屋市環境科学調査センター・山神真紀子) 2016年4月22日 ★