光散乱式カウンターや凝縮核測定器などのパルス計数を用いる装置検出部に、同時に2つ以上の粒子が導入された場合、粒子のパルスが重なることで真の粒子数を計数できないことがある。媒体中の粒子数濃度が高い場合に損失が顕著となり、実際の粒子数よりも少なく計数される。
参考文献
日本エアロゾル学会(編)、エアロゾル学の基礎、205、森北出版株式会社、2003.
(東京ダイレック株式会社・濱 尚矢) 2016年3月31日