チンダル現象

Tyndall effect

 微小な粒子が存在する分散系に光を照射すると、その光は粒子に当たって様々な方向に散乱される。それにより、光の通り道が、斜めや横からでも見えるようになる現象。J. Tymdall (1820~1893年)により発見された。可視光では、主にミー散乱により生じる。

微粒子の散乱により可視化されるレーザー光

(京都大学・矢吹正教) 2016年4月29日   ★