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エアロゾル用語解説(Aerosolpedia)について

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【タイトル下にある画像の説明

左:埼玉県内各地の大気を月に一度、24時間かけて採取した大判のフィルターを円形に打ち抜いて並べたもの。1つの円形試料が1日分を表す。色の違いが当時の総浮遊粒子状物質濃度の多寡を示しており、並べることで経年的な変化を視覚的につかむことができる。(埼玉県環境科学国際センターの展示を名古屋大学・長田和雄が撮影)

中央:名古屋大学構内で採取した雨に含まれていた微粒子(湿性沈着物)。孔径1 μmのヌクレポアフィルターを用いてろ過した後に、上から光を当てた状態で撮像。黄色っぽい大きめの粒子と茶色っぽい粒子が直径50 μm前後の花粉、黒く不規則な形態を示すのがタイヤ摩耗粒子、隙間に見える白地部分がヌクレポアフィルターで、数~数十 μmのダスト粒子がその上を覆う(名古屋大学・長田研究室)。

右:能登半島先端で観測された新粒子生成イベント発生時のエアロゾル個数粒径分布の時間変化。直径数ナノメートルの生まれたての粒子数が急増し、時間とともに大きく成長していく様子がわかる。新粒子生成は大気エアロゾルの重要な発生、成長プロセスであり、その特徴的な成長の様子から通称バナナ・カーブと呼ばれる。(金沢大学・松木 篤)


【ヘッダー部の画像の説明(撮影:名古屋大学・長田和雄)

 左:日本に沈着した黄砂粒子を光学顕微鏡で撮影

 中央:秋に乗鞍岳から御嶽山の方角を見た様子。下界に煙霧が広がっている

 右:黄砂時に名古屋市役所西庁舎から市内を見た様子。