先端を対向させた金属の細線または棒の間にkVオーダーの高電圧を印加して放電させると、局所的に高温となった先端部分で金属の蒸発が起こる。これが気中で冷えると数~数十 nmの大きさのクラスター・粒子が生じる。空気中では酸素の存在により、金属酸化物と粒子なる場合が多い。常温常圧下で、比較的低コストでエアロゾル粒子を発生可能な方法である。
(広島大学・島田学) 2016年5月2日 ★