視環境・電気設備・照明設備

電気設備と言えば照明がすぐに思い浮かびます。

他には、コンセントも身近な電気設備です。

少しマクロな視点で周囲を見てみると、大学の校舎内やオフィスビルにはもう少し違う形の電気設備が見えてきます。

例えば、壁の金属製の扉に書かれている「EPS」は、Electric Pipe SpaceまたはElectric Pipe Shaftの略で電気配線スペースまたは電気配線シャフトで電気設備のための空間です。

さらにマクロな視点に移動してみると、電柱に引っ掛けられている電線や道路下に埋設されている電線から建物に電気を供給している配電設備ももちろん電気設備です。

人の目は光を検出し、色を見ることができます。

他の動物や虫では、人が見ることのできない波長の光を見ることができたり、逆に人が見分けることのできる色を見分けられなかったりします。

人の目の構造やそこから得られる視覚の特徴、さらに視覚の特徴を踏まえた見えやすい環境について紹介します。

中学や高校の教室で、廊下側の一番前の席だと外の光が黒板に反射して板書が見えないという体験をした方もいると思います。

卓上の電気スタンドを使って勉強していると、電気スタンドからの光がノートや教科書に反射して写真の白飛びのようになってしまい読みにくくなったという体験も日常的に生じていると思います。

このようなトラブルは、なぜ生じてしまうのでしょうか?防ぐことはできないのでしょうか?

ここでは、照明設備について説明します。

コンビニエンスストアの天井にちかちかまぶしいLEDが並んでいるのは目につきます。その一方で、おしゃれなカフェの天井からぶら下がっているのは裸の白熱電球だったりします。いろいろな照明を、いろいろなフレームで見ていきます。

ここでは、受電設備、変電設備、配電設備の概要や特徴を紹介していきます。 

電気・照明設備の実際の設計で決めていくことを紹介していきます。