第2話

『火事になる前に火事を防ぎたい 火事になったらすぐに気づきたい』

防災設備

火災になったら、火災になっていることにまず気づきたいです。

火災に気づくことが出来たら、消火活動に参加したり、避難したりすることができます。

火災に気づくのは、早ければ早いほど良いです。

火災に気づかせてくれるのは火災現場にいる人の声かもしれません。

ただ、建物中に火災を教えてくれたり、だれもいない場所で生じた火災についても教えてくれるのが自動火災報知設備です。

災害が発生していることを知らせた後、避難のルートを教えてくれる設備も必要です。

また、災害の原因となり得る原因の一つである雷に対して予め対策を立てておくことも欠かせません。

ここでは、消火設備以外の防災設備について紹介します。

第2話のポイント


防災設備

自動火災報知設備は、火災が生じていることを教えてくれる設備です。

ただ、建物内では火を使ったり熱を出したりすることは日常的なことです。

調理を火災と誤検知することなく、日射による室温上昇を火災と誤検知しないように設計されている自動火災報知設備の考え方や設置場所について紹介します。

火災が生じると、そこにいる人たちはパニックに陥ります。

暑さや煙から逃げるために、高層建物のベランダから飛び降りてしまうこともあります。

パニックに陥っている人たちでも安全な場所にたどり着けるように導くのが誘導灯です。

地味ですが、欠かすことのできない設備です。

高い樹木に雷が落ちやすいのと同じように、高い建物に雷が落ちやすいことは自明です。

高い建物に雷が落ちやすいことが分かっているなら、その対策は予め立てておけそうです。