給水設備の設計

給水設備は、安全な水を適度な圧力で提供する設備です。

水がなければその建物では私たちは活動することができません。

目立ちませんが、極めて重要な設備である給水設備の設計の一部を紹介します。

給水設備の設計では、主に以下の5つの項目を決めていきます。

  1. 給水量と上水・中水の割合を決める。

  2. 給水方式を決める。

  3. 配管の径を決める。

  4. 衛生器具を決める。

  5. 配管ルートを決める。

建物を人の体で例えるときに、建築設備はよく脳や神経、肺や血管などの脳神経・内科系に例えられます。

この例え、考えた人は良くわかっているなと感心するくらい、とても分かりやすいです。

ここでは、給水設備の設計の概要や普段どのように私たちが水を使っているのか紹介していきます。

給水量私たちは一日でどの程度の量の水を使っているのでしょうか。

通学先や通勤先で使っている水の量よりは、自宅で使っている水の量の方が多そうです。

ビジネスホテルで使う水の量は多そうです。

給水量の求め方について、ここでは紹介していきます。

受水槽があると、断水時でも一時的に給水を継続することができます。

その一方で、受水槽を設置するには専用のスペースやメンテナンスなど、受水槽本体を入手する以外にもコストがかかってきます。

ここでは、メリットもディメリットも大きい受水槽について紹介していきます。