問題集:水の使用
洗い出し式の大便器は、水たまり部が他の大便器と比較して深いため水の跳ね返りが多い。
洗い出し式の大便器は、水たまり部が他の大便器と比較して深いため水の跳ね返りが多い。
答え:✖
洗い出し式の大便器の水たまり部は、他の大便器と比べて浅いため、水の跳ね返りは少ないです。その一方で、洗浄時に水で押し流されるまで汚物が水面から顔を出すので、においやすいという問題があります。
洗い落とし式の大便器は、洗浄時に溜水面を上昇させその水圧により汚物を器外に排出するため、溜水面が広くできず、他の大便器と比較して汚物の付着が多い。
洗い落とし式の大便器は、洗浄時に溜水面を上昇させその水圧により汚物を器外に排出するため、溜水面が広くできず、他の大便器と比較して汚物の付着が多い。
答え:〇
洗い落とし式の大便器は、洗浄時に溜水面を上昇させその水圧により汚物を器外に排出するため、溜水面が広くできません。そのため、乾燥めんが他の大便器と比較して広く、汚物の付着が多くなってしまいます。
サイホン式の大便器は、洗い落とし式と比較して溜水面が広く、水封も深いため臭気の発散や汚物の付着は少ないが、排水力は弱い。
サイホン式の大便器は、洗い落とし式と比較して溜水面が広く、水封も深いため臭気の発散や汚物の付着は少ないが、排水力は弱い。
答え:✖
サイホン式の大便器の排水はサイホン(吸い込む)という現象を応用した大便器で、位置エネルギーにより配水する洗い落とし式より排出力は強いです。また、水深が深く水面も広いので、においを発しにくく汚れにくいです。
人体に有害なレジオネラ菌の増殖を防ぐため、給湯の温度は40度以上で運用する必要がある。
人体に有害なレジオネラ菌の増殖を防ぐため、給湯の温度は40度以上で運用する必要がある。
答え:✖
人体に有害なレジオネラ菌は、30~50℃で増殖してしまいます。そのため、給湯の配管の途中で多少冷めてしまっても50度以下の温度にならないように、十分に高い温度で給湯する必要があります。
給湯配管の伸縮によって生じる問題を防ぐため、配管は可能な限り直線に敷設される。
給湯配管の伸縮によって生じる問題を防ぐため、配管は可能な限り直線に敷設される。
解答:×
解説:給湯配管は、熱により伸縮するため、その伸縮を吸収するために曲げやループを設けることが一般的です。これにより配管の破損や接続部の外れなどの問題を防ぐことができます。