問題集:空調設備の熱源
一般的な家庭用のルームエアコンの冷媒は、冷房時には、室内では室温より高温になり室内空気から吸熱し、屋外では外気温より低温になり外気に放熱することで、室内の熱を屋外に排出している。
一般的な家庭用のルームエアコンの冷媒は、冷房時には、室内では室温より高温になり室内空気から吸熱し、屋外では外気温より低温になり外気に放熱することで、室内の熱を屋外に排出している。
答え:✖
一般的な家庭用のルームエアコンの冷媒は、冷房時には、室内では室温より低温になることで室内空気から吸熱します。また、屋外では外気温より高温になることで、外気に放熱し、室内の熱を屋外に排出しています。
一般的な家庭用のルームエアコンの除湿機能は、露点温度以下に制御された熱交換機に吸い込み空気が触れ結露することにより吹き出し空気の含有水分量を減らし、湿度を下げている。
一般的な家庭用のルームエアコンの除湿機能は、露点温度以下に制御された熱交換機に吸い込み空気が触れ結露することにより吹き出し空気の含有水分量を減らし、湿度を下げている。
答え:〇
一般的な家庭用のルームエアコンの除湿機能は、露点温度以下に制御された熱交換機のフィンやパイプに吸い込み空気が触れ、それらの表面で結露することにより、吹き出し空気中の絶対湿度を下げています。
家庭用のルームエアコンに広く使われている冷媒は代替フロンのR410AからR32に置き換わりつつあるが、地球温暖化係数はR32の方が高い。
家庭用のルームエアコンに広く使われている冷媒は代替フロンのR410AからR32に置き換わりつつあるが、地球温暖化係数はR32の方が高い。
答え:✖
地球温暖化係数(GWP : Global Warming Potential)は、R410Aが2090、R32が675なので、R32の方がおよそ3分の1程度です。
家庭用のルームエアコンに広く使われている冷媒は、オゾン層を破壊しない代替フロンのうちR410AからR32に置き換わりつつあるが、冷房能力はR410AよりR32の方が高い。
家庭用のルームエアコンに広く使われている冷媒は、オゾン層を破壊しない代替フロンのうちR410AからR32に置き換わりつつあるが、冷房能力はR410AよりR32の方が高い。
答え:〇
冷媒の性能のうち消費エネルギー量に関するのは、その冷媒の蒸発潜熱です。その値はR410Aで273、R32で382です。そのため、消費エネルギー量に関する冷媒の性能はR32の方が高いです。
一般に、空調機器において、室内空気と熱交換機の表面付近の空気のエンタルピ差に対する、給気空気と熱交換機の表面付近の空気のエンタルピ差の割合をバイパスファクタと呼び、空調機器の性能の目安の一つとされる。
一般に、空調機器において、室内空気と熱交換機の表面付近の空気のエンタルピ差に対する、給気空気と熱交換機の表面付近の空気のエンタルピ差の割合をバイパスファクタと呼び、空調機器の性能の目安の一つとされる。
答え:〇
空調機器の取り込まれた空気のうち、一部は冷媒により冷やされた熱交換機や配管に触れることで冷却され、残りは熱交換機のフィンに触れることなく吹出されます。この時、空調機器の室内空気と熱交換機の表面付近の空気のエンタルピ差に対する、給気空気と熱交換機の表面付近の空気のエンタルピ差の割合をバイパスファクタと呼び、空調機器の性能の目安の一つとされています。
ヒートポンプというのは、冬の外気より冷媒の温度を高温にすることで外気から熱を汲み上げるプロセスである。
ヒートポンプというのは、冬の外気より冷媒の温度を高温にすることで外気から熱を汲み上げるプロセスである。
答え:✖
外気から冷媒へ熱が移動するためには、外気より冷媒の方が冷たくなっている必要があります。外気が低温であれば、冷媒は外気よりさらに低温になっておく必要があります。