第1話
『スプリンクラーは姫路城にも設置されている!?』
火災と消火設備
火災は発生してほしくはありませんが、発生するかもしれません。
火災が発生してしまうと経済的にも、精神的にも、人命にも非常に大きな被害が生じてしまうので、火災の予防と火災発生時の応急措置が欠かせません。
建築設備では予防は難しいかもしれませんが、応急措置であれば建築設備で対応できそうです。
いざってときにしか出番はありませんが、いざってときに最高に役立つパフォーマンスを発揮できるよう、手を抜かずに十分に検討しておきたい分野です。
ここでは、火災と消火設備の2つの視点で見ていきます。
第1話のポイント
第1話のポイント
第1話のポイント
火災と消火設備
火災と消火設備
火災を防いだり、火災による被害を小さくするためには、火災の原因を理解しておくことが必要です。
火災に必要な要素は何か。
どうすれば、火災は止まるのか。
それらを理解して初めて火災に立ち向かう武器を考えはじめられます。
火災に必要な要素や火災の止め方が分かれば、火災に立ち向かう武器の長所や役割が分かりやすくなります。
ここでは、火災に立ち向かうための設備を、規模の大小だけでなく、人が操作するものと自動で動くものに分けて網羅的に紹介します。