壺叉・蓋叉
日本で「蓋ばさみ」「茶ばさみ」とよばれているもので、
台湾で売られているものは、二種類見かけるのですが、
二種類とも日本からのものです。
(正確には、大陸製を日本に輸入し、その品を日本から台湾に輸入している)
もともと、日本の茶道等で(主に作業時に)鉄瓶等の蓋を取るのに使われていた道具です。
(昔は家庭に一つくらいはあったのでしょうが、
鉄瓶や釜を常用している家庭は日本ではかなりの少数派でしょう。
こだわらなければ、適当な布でつかんで開けてもいいわけですから、
この手の専用品を保持しているのは、日本では煎茶道の一部の流派の人とか…)
鉄瓶はデザイン的に趣が有るので、台湾の茶芸でも使われるようになり、
必然的に、この「蓋ばさみ」を使う人も出てきました。
(↓ この写真を撮るためだけに購入・・・
私が参考にしている流派、男は絶対素手だし…使う機会が無い…)