土砂降りの中での練習。
スコール中は、普通車含め初めての経験だった。
前方はワイパーがあるので意外と何とかなる。
ただし、ミラー類が水滴で全滅する勢いなので、
左右(and幅)の確認が一気に難しくなる。
(とはいえぼんやりとは分かるので、前進はどうとでもなる。)
そんなわけでS字バックを代表とする
後進系は速度を殺して
わずかに確認できるミラー(水滴をはじいた面)だけで
状態を把握して動かさないといけない。
確認に時間をとられてしまうので、
速度を落としていないと
往々にしてハンドルを切り遅れることになる。
修正でつい切りすぎてしまい
そのまた修正で…と悪循環になりやすい。
所詮練習場だからどうとでもなるけれど、
路上だと、柵無しの用水路に落ちるとか、
見えにくい色のバイクなりを巻きこみそうになるとか
そういう事故が確実に起きるハズ。
良い経験と言えば良い経験だったが、
労働安全衛生法(日本)でも規定されているように、
荒天状態の時は、運転をするべきではないのだと思う。
まあ、路肩に停めて、天候の回復を待つなんてコトが
実際にはどのくらい許されるのか。
理想と現実はきっと違う…。