結局、酷龍NK150を買うことに決まった。
若干高い気はするが、状態はかなり良いし、
悪くはない選択だったはず。
が、心のそこから気に入ったのかといわれると…
もともと、ロイヤルエンフィールドのような
オールド系が好きだったわけで、
オールドよりのNK(ネイキッド)の外装とはいえ
最新技術の塊のような酷龍は、多分違う。
(そもそもカテゴリーが街跑:ストリートファイター…)
「じゃあロイエン買えば」になるんだけど、
中古はまず無く、新車で50~60万NTDになってくる。
(今なら170万円~200万円というあたり)
一括が厳しくても、
そりゃ、ローンだ、なんだ駆使すりゃ買えるよ。
働いているんだから。
でも買おうと思えば買えるという情況と、
実際に買える、はまた違う。
大学教員が車ではなく敢えてバイク。
実は維持費の問題だけど…
(なお、日本と台湾の二重生活が根底にあるので、
台湾人の大学教員とは懐事情が異なる。
そのあたりは別の機会にでも。)
「バイクが好きなんです」アピールで誤魔化し、
そのアピールのために、一般的なスクーターではなく、
わざとちょっと違うのを選ぶ。
財力誇示や技量誇示の狙いが
そこには確かに含まれている。
欺瞞、妥協、打算、そして見栄。
まことに人生ままならない。