〈普通免許すらない → 原付〉
日本でも免許すら無いとなると、相当な変人の部類になるのだが、
他人の目より社会生活を営む上で、
日本では身分証明の基準が免許証であるため
持ってないと何も出来なくなる。
そういう色々面倒な部分があり、
大学院を修了(卒業)する前後に(学生証がなくなる)
免許を取っていた。
ただし、小型特殊を。
だって、午前中の試験だけで取れるんだもん。
午後からバイトがあったんだもん・・・。
その後、台湾に来ることになり、
収入(給料)とタクシー料金との関係や、
ライフスタイル等から、
自分で免許を持ち車を保有する必要性が低いまま
気がつけば10年が過ぎ・・・
・・・いつしか小型特殊(だけ)ゴールドという
なんともレア感満載のペーパードライバーが誕生していた。
まさに完全無欠のぺーパードライバー
(後述するように)
台湾では、小型バイクの免許が
(日本の小型バイク以上中型未満の免許)
比較的簡単に取れるのだけれど、
メカ好きとはいえ、実車に乗ったことがないのはさすがにマズイ。
学生に借りて練習してもいいが、もしもがあると申し訳ない。
そこでまずは、一時帰国時に原付を取ることに。
講習が必須で最低限の乗り方を指導してもらえるし、
説明が日本語なのがよい。
免許更新の時期も近いし・・・
そんなわけで一夜漬け。
見事合格、数時間の講習を受け、原付の免許ゲット。
新規に取ってもゴールドはゴールドらしい。
「今から免許証をお配りしますが、
人により1年更新と5年更新等ありますので…」
で、自分以外の受験者が全員奇妙な顔を…
原付を受けに来ていきなりゴールドって、
確かに意味不明だしねえ・・・
(小特だけ取ってゴールドになってから
原付を受けるしか制度上存在しない。)
これで自力の移動手段が、時速15kmから30kmへ
ヤバイよ、むっちゃ高速じゃん。
これが2018年の冬。