許徳家
「許德家天工陶室」で検索するとフェイスブックのページ(中文)があります。
台湾を代表する汝窯の作者です。
弟子も多く、台湾(中国も)の汝窯は、
この方の作風の影響を、かなり受けているといっても良いでしょう。
目印は高台に書かれた「読めないマーク」です。
(「許」か「家」だと思うのですが、どちらにも読め、どちらも違う気が…
もしかして、両方混ぜたオリジナルとかだったりするんでしょうか。)
その他にも、釉薬を塗らない部分の色や、
釉薬を塗らない場所に特徴があります。
手頃な値段の汝窯も多く、
500NT(2016年)前後出す覚悟があれば、茶杯程度なら手に入ります。
ただし、手頃な汝窯は許徳家氏本人のものというよりは、
許徳家氏の工房で、許徳家氏指導の下で、
スタッフ(弟子)達によって作られたもの、
と考えた方が無難でしょう。
それでも、2~300NTの他メーカーの普及品と比べると素人目にも、
「ああ、これはいいものだろう」というのが分かります。
色とか形とか、やはり少し違う気がするのです。
そして、裏を見ると、
「ああ、やっぱり、許徳家…。」ということが幾度かありました。