夜市とは
夕方から深夜にかけて開いている、屋台を主とした小店舗の集まっている場所です。
食べ物、飲み物、服屋、雑貨屋、簡易のゲーム等、色々な種類の店舗があり、ブラブラしているだけでそれなりに楽しい。
そういった場所です。日本に例えるならお祭りの時の縁日屋台群を想像すると分かりやすいかもしれません。
夜市は、大きく一般夜市と観光夜市に分かれます。
一般夜市は現地の人が生活を営む傍ら楽しむ場所で、観光夜市は外国人観光客にも対応している夜市です。
ただし、外国人対応といっても、
・トイレが整備されている。
・観光案内所が存在する。
・衛生基準がやや厳しい。
等の項目を書類上クリアーしているかどうかの目安であって、個々の屋台が外国人慣れしているかどうかの保障ではありません。
実際に、日本語や英語が通じる屋台というのは台北の士林夜市でも稀で、外国人慣れしているので、話せなくても何とかなる程度の場所です。
・外国人観光客が多いので、日本語や英語の併記されたメニューがおいてある。
・簡単な挨拶や、数字くらいは言える。
その程度の対応が、“外国人対応”の現実です。
また、屋台の様子を良く見て注意して買わないと、不衛生な食べ物を口にする可能性もあります。
なお、夜市は深夜でも安全な場所ですが、夜市からホテルまでのルートが安全である保障はありません。
台湾は比較的治安のよい地域であり、日本の感覚で暮らしでも、それほどの違和感を感じない場所です。
しかしながら、深夜に女性が一人でタクシーに乗るのは危険な行為とされている、そういう地域でもあることは肝に銘じておいてください。