某巨大SNS 等で、よく話題になるわけですが、
ここで、主導権を握るのは、良くも悪くも現地慣れしている人達だったりします。
もちろん、深い意見も多々あるわけですが、個人的な台湾愛が先走り、
結果として一般の感覚とはズレていることも多かったりします。
例えば、お勧めグルメなんかを聞けば、
パクチーとか八角とかに抵抗無い人達なので、その手のものをバンバン勧めてきたり。
(一般的な日本人は絶対無理です・・・。一口でウプッてなります。)
そんなわけで、お土産も、台湾茶とか言い出したりします。
確かに、品質は世界最高峰だと思います。
ただし、味も香りも独特で、日本茶に慣れている人が受け入れるかは疑問です。
淹れ方も日本人の感覚で淹れると、やたら渋くて臭いだけのお茶になってしまうわけで、
「まあ、ためしに一回飲んでみよう・・・。」
「・・・。・・・。・・・。」
残りはそのままキッチンの片隅でホコリをかぶって・・・
なんてのが良くある、もらって困るお土産の代名詞だったりもします。
実例として私の実家の話をしますが、
私の父は、世代的には珍しい中国留学経験者で、大学教授をしていたので、
留学生(当時は超エリート)や現地に帰って更に出世した元留学生が、
お土産で持ってきたりしていました。(中国茶がメインですが)
しかし、専用の茶器がないので、上手く淹れれず、
(そういうものを買うタイプの人ではなかった。一式有ったら或いは・・・。)
当時は家族の誰も飲まず、
(中国茶=変な臭いと味 という固定観念が出来ていた。
よほどの腕と経験が無ければ、日本の急須じゃ不味いだけ。しつこいけど。)
さりとて、もらってくれる人も皆無だったので、
(中国茶/台湾茶がそんなにメジャーではなかった。)
結局、ものすごい数のお茶の箱が山積みになり、定期的に捨てていました。
封すら開けずに・・・。
今思えば、贈答用、しかもエリートが恩師に持ってきているものなので、
超高級品なわけですが、飲まないものは飲まないし、そんなものだったりします。
結論として、一般的なおみやげ物として、お茶はお勧めしません。
(あらかじめ頼まれていたり、好みを知っていれば話は別です)
何度も言いますが、飲まない人は、飲まないんですよ。あれ。