分茶盤(剝茶盤、開茶盤、評茶盤)
分茶盤は、プーアル茶(普洱茶)を切り分ける際に使う専用のお盆です。
四つ角のうち、一箇所が欠けて(開いて)おり、
そこからお茶を取り出すという…。
お茶の形状の関係上、飲む前にガシガシ分解することになるので
お盆のようなものの上で作業をする方が散らばった茶葉を集めやすく
専用品は確かに使いやすくはあります。
(手でむしりとってる妻の場合は、あまり意味なさそうですが…)
なお、評茶盤という場合は、
白色のプラスティック製の分茶盤を指していることが多く、
文字通り、茶葉を品評するときに使うものです。
(↓ 左が開口部。角が欠けている。
実はかなり安物の分茶盤なので、加工する際の鉛筆の下書きがあり、
その上からニスを塗って仕上げてしまっているため
開口部に消えない謎の数字が残っていたりする。
頑張って見えないように撮ったが、わずかに見えている。)
(↓ こんな感じで茶餅を入れる。
高級なものは、この盤のまま収まるケースや引き出しが作られている。)