写真;平館の松並木。
平舘中学校が嘉永二年(1849)設置の陣屋跡。異国船対策として建設されたが、今は余り当時の面影は残していないという。
「平成の大合併」によりこの地域も外ヶ浜町となった。ただ、合併は良いのだが今別町を挟み三厩が飛び地となってしまった。他にも津軽半島では五所川原市に離れた市町村が合併しているし、中泊町も飛び地状態だ。
江戸時代にも、黒石藩は、現在の平内町が飛び地となっていたし、八戸藩も岩手県の紫波郡に飛び地を持っていた。 そうした意味で、青森県人は飛び地に抵抗が無いのかもしれない。
松前街道では宿場に人夫10人、継立馬3頭を用意していた。また、平館の見事な松並木は江戸時代のものではなく旧街道は海の中だという[郷澤の歴史]。