【写真】ネオシティ八乙女 [2408]
ななきたいちりづかあと
宮城県仙台市泉区
現況;残っていない
案内板;なし
2412加筆修正
【写真】ネオシティ八乙女 [2408]
バス営業所近くに塚があったというが、ネオシティ八乙女というマンションの下になっているという。敷地内に小さな祠がある。付近の道路は片側1車線で歩道はあるものの狭くなっている。沿道には中層マンションが建ち並んでいる。
宮城県歴史の道報告書地図では七北田川の少し南に一里塚が記されている。
他にも七北田の児童館付近に一里塚が有ったという記述もネットで見つけたがそもそもどこの児童館か分からない。
また、別のHPには「国分町芭蕉の辻より北へ約二里の地に一里塚(市バス七北田車庫入口より10m位南側)があった。
その塚の上に杉の大木が1本あったが再三の落雷があり、昭和27年夏の落雷で焼けて倒されてしまった。この大木の根元には青大将が棲んでおり蛇神と云われた。この塚の向かい側にも対の塚があり榎の大木があったが大正の初め頃に塚そのものがなくなったと云われる」とある。
【写真】ネオシティ八乙女 [2408]
一里塚を北上すると七北田川を渡る。江戸時代に入ったばかりは歩いて渡っていたが、やがて橋が架けられたという。
善正寺付近に木戸があり、七北田宿に入る。七北田下町・七北田上町と進み浄満寺付近にある木戸までが宿場範囲。
木戸を出ると左に曲がり山裾をトラバースする形で北西に進む。
ちなみに現在は八乙女駅から泉中央~将監トンネルを抜け、国道4号を越えて富谷市に向かう旧国道(県道22号線)がメイン通りとなっており、七北田地区はやや静かな雰囲気となっている。
【写真】仙台市営バス七北田出張所 [2408]
【写真】泉消防署八乙女分署 [2408]
【写真】七北田橋 ユアテックスタジアム仙台方向を望む[2408]
【写真】奥州道中 善正寺[2408]
【写真】二柱神社[2408]
【写真】二柱神社[2408]
【写真】奥州道中 市名坂交差点[2408]
【写真】奥州道中[2408]
【写真】奥州道中[2408]
【写真】七北田新町 浄満寺[2408]
【写真】七北田新町 浄満寺[2408]
七北田宿は、伊達政宗公が1623年に開いた宿場町。2023(令和5)年4月3日で開宿400年となったという。
七北田地区自体は、地下鉄開業後都市化が急激に進んだ泉中央地区と比較するとやや取り残された感じではある。といって宿場を思い起こさせる建物なども残っていない。
ただ、地元で七北田の歴史を研究するサークルが活発に活動しているようで、案内マップやすいせん通りに説明板が設置されている。
浄満寺にある開宿400年記念碑もその流れで設置されたものだろうか。
【写真】奥州道中[2408]
【写真】奥州道中 右が4号バイパス方向、左が奥州道中[2408]
【写真】奥州道中[2408]
【写真】奥州道中 右方向は国道4号線[2408]
【写真】仙台市地下鉄3000系(南北線)[2411]
仙台市地下鉄南北線の最寄り駅は八乙女駅。地下鉄だが丘陵間の低地のため、高架駅である。なお、1987年7月15日の開業当時は終点だった。南端の「富沢駅」から仙台駅を経由し、「泉中央駅」に至る。
なお、泉中央延伸は1992年7月15日。
現在仙台市地下鉄南北線開業時から運行している1000系の改良型である1000N系が運行しているが、2024/10/24に完全新型車両である3000系がデビューしている。
無塗装ラインカラーは緑。コンセプトは1000N系を踏襲しており、乗り換えても違和感はない。電車に興味がない人は気付かないくらいである。
2030年度までに22編成を導入し、1000N系の置き換えを進める予定。ただし、2024/年12月段階では1編成しか走っていないようで余り見かけない。
ところで南北線の終点は「泉中央駅」だが、更に北の富谷市の人口が増えており、地下鉄延伸の要望が出ているそうだ。バスプールも混んでいる。
ただ、採算性から実現は難しそうで、代替としてBRTや都市型ロープウェイ案が議論されている。