写真;西側から塚を望む。奥は変電所。
現在状況;二基現存
青森県指定史跡
昭和37年6月29日指定
上北郡七戸町字卒古沢11
(株)東北電力所有
案内板;あり
写真;街道跡から南を望む。奥に塚が二基見える。
このあたりは平坦地だが、東北電力上北変電所敷地内に塚が二基と街道の遺構が残っている。街道脇の樹木も残っておりかつての雰囲気を良く残している。
駐車場も有り、付近の道路の案内板も充実している。
敷地内の説明板も2ヶ所あり充実した内容だ。ちなみに説明板には176番目の塚と書いてあるが盛岡市の鍛冶町一里塚からの数とは合わない。数字については合わないところが出てくるがいずれ整理が必要となるでしょう。
なお、蒼前神社がこの塚の西方にある。
また、ここから扶雑原、坊ノ塚までの道のりは整備された農地に飲み込まれるなどしてそのままたどることはなかなか難しい。付近の農地は第二次世界大戦後の入植だという。
いつになるかは分からないが、みちのく有料道路が延長した際はこの付近を通る事になるだろう。