現存していない
所在地;岩手県花巻市石鳥谷
案内板;看板あり
塚木;なし
石鳥谷の街中はひたすら直線が続く。この道は旧国道で、現在はバイパスが4号線となっている。紫波町の陰沼一里塚から花巻市街の入り口まで地図で見ると15km近く直線が続き、北海道の道路のよう。
石鳥谷の街中、旧国道の石鳥谷駅近くに塚があったというが、昭和26 年か27年に西塚は無くなっている。東塚は大正8年11月に民間に払い下げられ、間もなく取り壊されている(奥州道中調査報告書)。
現地道路沿いの民家前に割と新しい説明板が有る。
奥州道中自体の旧道がこの付近にはあり、バイパスの近くである。そちらにも一里塚跡があり、道の駅石鳥谷の敷地内には松並木らしい対の松が立っている(台風等で令和元年には大分減っていますが)。
早池峰山
岩手県二番目の標高(1917m)を誇る早池峰山へは、石鳥谷からのアクセスが基本。大正橋を渡り、盛岡南ゴルフ倶楽部を過ぎるとほぼ道なり。距離はかなりあるが、早池峰ダムを過ぎると早池峰山南側に到達する。
河原の坊(かわらのぼう)登山口と小田越(おだごえ)登山口があるが、河原の坊コースは豪雨で登山道が崩落し、通行止めとなっている。
ハヤチネウスユキソウ等高山植物の固有種も多く、人気の山域となっている一方、最近はニホンジカの食害が懸念されている。
地理的には遠野市に近いが、花巻市からも良く見えるため、市民に馴染みのある山である。
【早池峰山五合目付近/早池峰山小田越登山口/早池峰山ハシゴ場】