二基現存
所在地;一戸字大道沢、一戸字大越田
案内板、柱標あり
塚木;あり
岩手県指定史跡/S60.5.4指定
東塚、径13×11m、高さ2m、
西塚、12×11m、高さ2.8m
北緯 40.14.27/東経 141.17.59/AL 214m
この付近、国道4号線から大きく外れた山道を奥州道中は通っている。国道4号線の東側だが意外と奥州道中の案内板が多く道は見つけやすい。一戸市街からは「浪打峠の交差層」の案内が最も目立つのでそれに従うと良いだろう。
急斜度の坂を登ると高速道路をまたぐ。その後は未舗装の砂利道となる。車で走ることは可能だが、すれ違いは出来ない。
旧道の雰囲気を残して鬱蒼としているが路肩にアジサイが植えられるなど人の手が加わっており、心細い雰囲気をやわらげてくれる。
峠の手前、両側に塚がある。道路が切り下げられており塚はかなり高いところにあるが案内板があるため見逃すことは無いだろう。切り下げのせいか東塚は半分近く削られている。
ちなみに付近の浪打峠の交叉層は国指定天然記念物。