未確認
■三本木宿
松山中新田街道との分岐点で家数214軒。小野田(鳴瀬)川に面し、川の北に北町(二百十五間)、南側に南町(三町六間)が発達。特に南町は鳴瀬川舟運の拠点として発展し、藩米を保管する御蔵場が立ち並んでいた。本陣は北町にあった。
南町三本木橋たもと近くには商家が残っている。
■吉岡宿から三本木宿まで
多田川を渡り、国道4号線を進むと三本木宿に入る。北町の新沢醸造所は江戸時代からの建物。本陣などは河川の改修で取り壊された。
吉岡から三本木宿までの旧道は平成元年までかなり残っていたというが、工業団地や住宅団地の造成で半分は消滅したという。残りは保存されている。