写真;石崎無線中継所。奥は下北半島。
現在状況;残っていない
案内板;なし
北緯 41.11.50
東経 140.37.05
AL 8m
胸肩神社
写真;胸肩神社 。
石崎沢川から石崎無線中継所付近まではかつて浜道で現在街道は海中だという。200m近くも沖側まで砂浜があり、一面ハマナスが咲いていたという。侵食、堤防工事により残っていない。
中継所手前40mほどにはあぜ道が残っている。
石崎村には御山奉行所、遠見御番所、本陣があり、頃々川の河口付近には湊口御番所があったようだが、現存しない。
左上の写真奥に塔が見えるがこれが石崎無線中継所。高さ89mでかなり遠くからも目立つ。北海道との間で電話の無線通信をしていた。
現在は光ファイバー通信となり2001年以降この塔は使われていない。
清水建設施工で、HPの過去の作品に載っている。また「新建築」など専門誌でも紹介されており、建築当時はかなり注目された構造物だったのだろう。それにしても20年ちょっとで使われなくなるとは、大いなる無駄か、技術の進歩が早すぎるのか。
実際この場所まで来ると下北半島はもちろん、北海道も見えてくる。厳密には浅虫あたりでも条件が良ければ北海道が見えるのだが、下北半島と同じくらいのボリュームで北海道が見えてくると感動する。