一基現存(東塚)
所在地;一戸町
案内板、柱標あり
塚木;あり
岩手県指定史跡
H2.8.28指定
案内板;あり
岩手県「歴史の道」調査報告36「奥州道中」 によると「火行から小繋の一里塚までの旧道は全く使用されず、五万分の一の地図からも消えている」とある。小繋付近は旧道の面影が残っている。現在は枝も払われ通れるようになっている。この小繋までの下り坂は「ヨノ坂」と呼ばれている。
その途中に西塚が残っている。冬に行ってみたが雪が積もりヨノ坂に入り込めなかった。春以降再訪が必要だ。一戸町では平成17年に奥州道中の調査をしているようでヨノ坂もこの時整備されたという。
雪も減ったので再び行ってみた(0904)。時間帯が悪く辺りは暗くなりそうな雰囲気。よの坂入り口からおよそ1kmで小繋一里塚と表示がある。今年になってから一戸町内は新たな案内標識が至る所に建てられている(左下写真)。軽4WDなら辛うじて通れるかという道で途中まではわだちもある。
名前が付いているだけあり歩いて下ると意外と急坂。気が付くと数百メートル先にたぬきらしき動物が歩いている。もちろん人の気配はない。坂を下りきると西側に塚を発見。
案内板によると東西11.6m、南北11.1m、高さ2.33m。盛岡から12番目とある。