【写真】高田一里塚説明板[2410]
たかたいちりづか
宮城県黒川郡大和町
現況;一基現存 (東塚・復元)
2501加筆修正
【写真】高田一里塚[2410]
国道の拡幅にあわせ一里塚が移設復元されている。そのため、場所、形状はかつてのものではない。
少し離れたところに「一里塚公園」があるが、特に奥州道中とは関係が無いようだ。
【写真】高田一里塚[2410]
高田一里塚から北上。ホテルルートインを過ぎ左折。志田町へ入る。
九品寺には「国恩記」顕彰碑がある。龍泉寺を過ぎると枡形状に北へ曲がる。再び西に曲がると上町である。そこには本陣があり、映画をきっかけに案内所が開設されている。
本陣案内所を過ぎ北へ曲がると中町に入る。途中高札場があった。
再び西に曲がると下町。ため池のあたりで岩出山へ向かう出羽街道と分岐する。
吉岡以北の旧道は色麻~中新田~岩出山を通っていた。伊達政宗の居城があった頃も岩出山~中新田~黒川~松森~国分(仙台)のルートだった。現在の奥州街道が整備された後はこの道は出羽街道と呼ばれるようになる。
【写真】奥州道中 志田町[2410]
【写真】奥州道中 志田町[2410]
【写真】九品寺[2410]
【写真】九品寺[2410]
【写真】龍泉院[2410]
【写真】奥州道中 志田町[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】奥州道中 上町[2410]
【写真】吉岡宿本陣案内所[2410]
【写真】奥州道中 中町[2410]
【写真】奥州道中 中町[2410]
【写真】奥州道中 中町[2410]
【写真】奥州道中 下町[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】昌源寺[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】奥州道中[2410]
【写真】仙台北部中核工業団地[1010]
出羽街道分岐から北に進み国道4号線を越え、水田地帯へ入る。圃場整備が入っているので、街道の痕跡は無い。
大衡村広報(平成30年12月号)によると、
「衡下地区石神沢に入り、「善川」を渡り松本へ北進します。「善川」は寛永18年( 1641年)の検地帳には「悪川」と記載があり、後に「善川」と改称したものと思われます。石神沢と善川の間には松並木がありましたが、明治年間に伐採された記録があり、昭和初期まではその巨根が所々に残っていました」とある。今は水田があるのみである。
その水田地帯を進むと、旧道に突き当たるが、そこで右折。すぐに左折で昌源寺に至る。そこより上は、大衡の工業団地のための大規模造成で街道筋は消失しているが、団地にあがる道は有り、奥州街道の案内板がある。
次の昌源寺前一里塚は造成の際消失しているが、その前に詳細な調査が行われている。
2016年公開の映画。舞台がここ吉岡宿のため、地元は盛り上がったという。
栄洲瑞芝が記した「国恩記」が元となっている。
租税や伝馬などの使役で疲弊していた吉岡宿の人々が、大金を仙台藩に貸付け利息で財政を好転させようとする物語。ポスターを見るとコメディにも見えるがストーリーは意外と真面目でむしろ感動物語だ。
富谷がお茶の産地であった事は以前触れたが、映画を観ると吉岡でも随分茶畑のシーンが出てくる。
【製作】
【キャスト】
阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子 寺脇康文 きたろう 千葉雄大 橋本一郎 中本賢
西村雅彦 濱田岳(ナレーション)重岡大毅(ジャニーズWEST)羽生結弦 松田龍平 草笛光子 山﨑努
【スタッフ】
監督:中村義洋 脚本:中村義洋・鈴木謙一 音楽:安川午朗
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
音楽:「上を向いて歩こう」RCサクセション(ユニバーサル ミュージック)