【写真】奥州道中 笹谷道分岐[2412]
ながまちいちりづかあと
現況;残っていない
案内板;笹谷街道碑あり
2412加筆修正
【写真】奥州道中 笹谷道分岐[2412]
文政五(1822)年の「名取郡北方根岸村平岡村入会絵図」には長町宿の南の外れ、笹谷街道との分岐点に一里塚が描かれている。これは、北目町を起点としたもの。
現在の長町は更に南に発展しており、駅も分岐点の南にある。
なお、宮沢橋を渡って長町に入るところに「宮沢渡戸一里塚」があったといわれているが、これは芭蕉の辻起点のもので上記の「名取郡北方根岸村平岡村入会絵図」には「古一里塚」と記されている。
もっとも宮沢橋は奥州道中とは外れている。奥州道中沿い広瀬橋たもとには門前道多賀神社道案内碑がある。江戸時代には長町宿の枡形に設置されていたものが紆余曲折を経て現在地に落ち着いたそうだ。同じ場所にある「多賀神社道案内」碑は明治の設置。
また、近くの「常蔵院 十八夜観世音堂」にも石碑が集められているようだが、車を止める場所は無いようだ。
【写真】奥州道中 笹谷道分岐 [2412]
【写真】笹谷街道入り口 岩手銀行 [2412]
【写真】奥州道中と笹谷街道 [2412]
長町から北上する。
広瀬川を渡る広瀬橋たもとの「常蔵院 十八夜観世音堂」「多賀神社道案内」碑を過ぎ橋を渡ると河原町(かわらまち)で仙台城下の南入り口。丁切根(ちょうぎんね)と呼ばれる木戸があり、青物市が立っていたという。
広瀬橋はかつて長町橋と呼ばれており木橋だった。
河原町は地下鉄河原町駅があり、タワーマンションが建っている。
そこから、南材木町、穀町、南鍛冶町、荒町、田町と続き、北目町に至る。
荒町が商人町で材木町などはその名の通り、材木を扱っていたし、穀町は穀物を扱っていた。
道筋はかつての街道をたどっているが、低層住宅、店舗、マンションが混在している地域。
【写真】あすと長町 [2410]
【写真】あすと長町 [2410]
【写真】奥州道中 河原町[2408]
【写真】奥州道中 ツインタワー広瀬川春圃[2408]
【写真】旧針惣旅館 仙台市景観重要建造物指定建物[2408]
【写真】旧針惣旅館 仙台市景観重要建造物指定建物[2408]
【写真】奥州道中 金刀比羅(ことひら)神社[2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 枡形付近[2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 南鍛治町[2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 毘沙門天[2408]
【写真】奥州道中 日蓮正宗 佛眼寺[2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 [2408]
【写真】奥州道中 県道286号線[2408]
【写真】奥州道中 県道286号線[2408]
【写真】奥州道中 田町[2408]
【写真】奥州道中 県道286号線[2408]
【写真】仙台市地下鉄1000N(東西線南北線)[2410]
仙台市地下鉄南北線の最寄り駅は長町駅。長町一丁目駅も徒歩圏内。
「富沢駅」から「長町南駅」「長町駅」「長町一丁目駅」「河原町駅」「五橋駅」を経由し、「仙台駅」~「泉中央駅」に至る。
現在仙台市地下鉄南北線開業時から運行している1000系の改良型である1000N系が運行している。平成15年から置き換えが進み21編成あるが、今後は新型の3000系に変更されていく。
クリーム色の塗装でラインカラーは緑。4両編成だが、駅の設備も含め6両編成への対応は可能だという。
確かに朝晩は結構混んでいる。ただ、日中はそれほどでもないため、現状のままだろう。新しい3000系も4両編成となっている。