1. 話すこと（やり取り・教員とのロールプレイ）部活・実例1
測りたい力
身近な話題（部活）について、基本的な語句や文を用いて、情報や考えを話して伝え合うことができる力
対応するCEFR-Jの記述
CAN-DO記述（A1.3の1つ目）：趣味、部活動などのなじみのあるトピックに関して、はっきりと話されれば、簡単な質疑応答をすることができる。
ロールプレイタスク：部活や趣味について話す
設定：
先生：同じクラスの留学生。何か部活に入りたいので質問する
生徒：留学生と友達になりたい生徒。質問に答え、自分からも質問する
時間設定： 準備時間 なし 話す時間 1分半
評価規準
採点の基準： 「思考・判断・表現」は以下の二つの条件に基づき、採点を行う。
条件１：カードの設定に沿って、ほとんどの質問に文で答えている。
条件２：カードの設定に沿って、ほとんどの質問を文で行っている。
文の定義は採点者によって捉え方が変わりやすいので、事前の調整が必要。以下参照。
https://sites.google.com/view/speaking-assessment/qa?authuser=0
書き起こしを見る
T: What club do you belong to?
S: I track and field.（知識・技能）（思考・判断・表現 条件1）
T: I see. How many students are there?
S: Mm … twenty students.
T: Ah, twenty students. Mm, do you like your club?
S: Yes.
T: Mm. What are some good points about your club?
S: Mm many people … together run … is … enjoy.（知識・技能）（思考・判断・表現 条件1）
T: Mm … I see. … How about your teammates?
S: …
T: What kind of people?
S: …
T: … Are they kind? … Are they funny?
S: … あー, yes.
T: I see. Mm, OK. I’m interested in joining your club, but I can’t decide. I want to join.
S: Mm, … I do you like running?（1分半）（思考・判断・表現 条件2）
T: Oh, yes. Um, I like running.
S: … Mm …
T: OK, so if I like running, I can do it.
S: …
T: OK, I’ll try. Thank you. Thank you very much.
採点結果：ccc
解説：
◆知識・技能 c
誤りが多く、構造がかなり崩れている文がある。音声は問題ない。
例1：I track and field.
例2：Mm many people … together run … is … enjoy.
◆思考・判断・表現 c
条件１✖：カードの設定に沿って、質問に答えているが、文の形でないことが多い。
例1：I track and field.
例2：Mm many people … together run … is … enjoy.
条件２〇：カードの設定に沿って、質問を文の形で1回行った。
例3：Mm, … I do you like running?
◆主体的に学習に取り組む態度 c
沈黙が多く、文で話そうとしていない。
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