スピーキングテストの実例と解説

国立教育政策研究所の「学習評価の参考資料」に基づいています。

観点別学習状況の3観点

知識・技能:表現の適切さ

思考・判断表現:内容の適切さ

主体的に学習に取り組む態度:「粘り強く学習しようとする態度」と「自ら学習を調整しようとする態度」


使用

・タスク作成時に、タスクルーブリック(評価規準・採点の基準)その他の手順をどうするかを考える際に参考にする。

・似たタスクを使った採点タスクを使うときに、採点トレーニングとして、関わる教員でビデオを見て、採点基準合わせに使う


留意点

本セクションでのタスク、評価規準、採点の基準などは、1例で、実際に運用する際には、指導目標や指導内容、学校の状況・環境等を考慮し、採点前に、そのまま使うか、変えるのか、変える場合には、目的場面状況などの言葉を加えたりするか、難易度を上げたり下げたりするために要素を加えたりするか、などの検討が必要。

・例えば、条件が2つあるときに、
2つ満たすとb、それ加えて詳細さがあればaとする場合
1つ満たすとb、2つ満たすとaとする場合が考えられる。

 さらに「知識・技能」でどの程度の誤りを理解可能とし、許容範囲とするか、「思考・判断・表現」でどのような発話が見られた時に条件を満たしたと捉えるかについては、今までの指導の経緯などによって変わる。本ポータルを議論の種として使っていただきたい。

1. 話すこと(やり取り・教員とのロールプレイ)

注意点:本サイト内の採点の基準は、CEFR-Jのあるレベルに達したかを判断する基準とは同じではない。教室内テストとして行う場合の一例を示している。

CEFR-J CAN-DO テスト(CEFR-J CAN-DOテストのタスクと基準判定のための採点基準)


タスク1:スポーツや趣味について話す (CEFR-J A1.2)

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Which is more comfortable, taking a trip by car or by train? 

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その他

話すこと(やり取り・グループでのディスカッション)のビデオ

参考:小泉 (2022) に、4人グループでのディスカッションのビデオがQRコードからアクセス可能


話すこと(発表・技能統合型スピーチ・ディスカッション)のビデオ

参考:小泉 (2022) に、読んで書いて話すプレゼンテーションのビデオがQRコードからアクセス可能


📚 FURTHER READING

国立教育政策研究所教育課程研究センター (2020). 『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』 https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou.html


『英語教育2022年8月号別冊 新課程対応 テスト・評価のアップデート・マニュアル』(2022). 大修館書店. https://www.taishukan.co.jp/book/b607222.html

 第1部が国研資料等の解説、第2部が「テスト・評価の実例大集合」として小中高の実例あり。


文部科学省 (2022). 『「指導と評価の一体化」に向けた高等学校外国語科におけるパフォーマンステスト参考資料(指導者用資料)』 https://www.mext.go.jp/content/20220715-mxt_kyoiku01-000021347_1.pdf

ワークシート例 

Scoring worksheet

© 2023 スピーキング評価実行委員会