知らないデバイスが表示されている場合

Googleはログインしているデバイスの名称を何らかの手段で取得し、Googleアカウントにサインインしているデバイスとして表示します。

Googleアカウントの該当項目

https://myaccount.google.com/device-activity

ここで表示されるデバイス名は必ずしも正確ではありません。

Googleが何らかの手段で取得した名前が表示され、場合によっては、Webブラウザでのログインが別のデバイスからのサインインとして別途表示されることもあります。

例えば、iPhoneでログインした場合、Apple iPhoneと表示されるた場合の表示例です。

他の場所には、iPhoneの設定で指定した名前のデバイスも表示されており、このデバイスでのアプリ等の何らかのログインがApple iPhoneと判断されているようです。

ここで詳細を表示すると、2016年に初めてアクセスしたと表示されており、Safariでのログインが認識されているようです。

正しくデバイス名を認識した場合は、このように認識したデバイス名を表示していることもあります。

知らないデバイスが表示されたらどうしたらいいか

時間帯、IPアドレスなどを調べます。

ほとんどの場合は、そのデバイスで使っている何らかのソフトやアプリでのログインが、別のデバイスとして誤認されたことが原因です。

この場合は何もする必要はありません。

どう考えても自分ではない場合

機種名、時間帯、IPアドレスなどをみてもどう考えても自分ではない場合は、その画面からログアウト操作をし、該当のデバイスがアクセスできないようにします。

さらに、パスワードを変更し、そのデバイスがGoogleアカウントを利用出来なくします。

これを行うと、正規のログインだった場合のような、自分が使用していた正規のデバイスでもパスワードの再設定、ログイン操作などが必要になりますので、必要に応じて設定します。

時期によって表示が異なる場合

先週は表示がなかったのに、今週になったら先週以前にログインがあったデバイスとして知らないデバイス名が表示されていることもあります。

Googleが何らかの判断により、その時は別のデバイスと認識したからで、状況によって表示内容も変わることがあります。

さらにセキュアにする

Googleアカウントを2段階認証にする事も重要です。

さらに、アクセスを許可しているサービスなどを全て一旦解除します。

https://myaccount.google.com/permissions

これで、既にログインしていたデバイス等からは再度ログイン操作をしないとアクセスできなくなりました。

デバイスのセキュリティ状態も守る

デバイス自体が何らかのマルウェアに感染していた場合、ログインできているデバイスからマルウェアがアクセスできるので、いくらパスワードを変更しても意味がありません。

要するに、銀行に強盗が入らない用にしていても、悪意を持った銀行員がいれば内部からお金を盗めるということです。

デバイス自体のセキュリティ状態も必ず確認してください。

デバイスの名称が間違っている場合

古い機種のバックアップから復旧した場合など、Googleが古いデバイスの名称を引きずってしまう事があります。

そうなった場合は、名称を設定し直して再設定すると本来のデバイス名になる事があります。