詐欺アプリに引っかかるとどうなるか
Androidに限らず様々な詐欺アプリがあります。
詐欺アプリに引っかかるとどうなるか、引っかからないようにする対策を解説します。
知らない間に有料契約するアプリ
普通の無料アプリだと思ってアプリをインストールすると、画面を連打する、いろいろな操作をしているうちに有料契約をしてしまっているなど、様々な手法で有料契約するアプリがあります。
アプリ内購入があり、広告やクチコミ等から調べたアプリの利用時は注意しましょう。
Google Play以外からインストールさせるアプリ
Androidのセキュリティ設定を変更させ、Google Playからインストールさせるアプリはすべて詐欺アプリです。
宅配の通知などがSMS等で届いた場合など、よく知らないリンクをクリックしないでください。その通知は偽物です。リンクのクリック後に本物らしいサイトが表示されても、そのサイトは本物そっくりに作った偽サイトです。
詐欺アプリをインストールするとどうなるか
詐欺アプリにも様々な種類があります。
スマートフォン内の情報を盗む
スマートフォン内の情報を盗み、スマートフォンからアクセスできる様々なサービスの情報も盗む可能性があります。
勝手に何らかの課金をされる
盗んだ情報、アクセスできるサイト等で何らかの商品やサービスが勝手に購入される可能性があります。
SMSで詐欺情報を送信する
例えば偽の宅配の通知をそのスマートフォンから送信するアプリがあります。
SMSで送信する場合はSMSの発信料金は詐欺の被害者であるあなたが負担することになります。送信される量は数百数千、数万になる事もあり、送信料が1回10円なら数十万円の被害になる事もあります。
多くの事業者は1日の送信制限があります。1日200通までなら1通3.3円の場合で、最大1日660円。海外に送信された場合1通50円で1万円。30日間気づかないと、最大19,800円から30万円の被害となります。
仮想通貨、暗号資産関連の被害にあう
ビットコインなどの仮想通貨、暗号資産関連ではマイニングという正規の取引がありますが、スマートフォンでこの取引を勝手に実行されている場合があります。
多少の通信量はかかり、金銭的な被害はほとんどありませんが、バッテリー消費、スマートフォンのパフォーマンスに影響します。
提供元不明のアプリはインストールしない
Andriodの設定を変更してGoogle Play以外からの不明なアプリをインストールさせるような場合、絶対に設定を変更したり、アプリをインストールしないでください。
Androidの画面ロックなどを設定する
Androidのロックをしていないと、誰かに勝手に設定、アプリのインストール等をされている場合があります。
Google Playプロテクトを利用する
一般的なAndroidで使えるGoogle Playプロテクトを利用してください。
アプリインストール時に評価やレビューを確認する
レビューに不自然な日本語メッセージ
アプリインストール時の権限を確認する
権限を過剰に要求しているアプリは注意してください。