Pixelスマートフォンが発熱する理由

Pixelシリーズを問わず、スマートフォン、パソコンなどのIT機器全ては動作している限り、何らかの発熱があります。

PixelのようなAndroidスマートフォンがどのような時により発熱するのかを解説します。

Androidスマートフォンが発熱する様々な状況

電源を入れている間、何らかの発熱は必ずあります。

待ち受け状態の場合、画像等を見ているとき、ゲームなどを遊んでいるとき、カメラで撮影するときなどいつでも発熱はあります。

電源を切っていても充電中

充電中はバッテリー自体が発熱し、バッテリー充電関連回路の発熱もあります。この中で発熱が大きいのはバッテリー自体です。バッテリー自体はスマートフォンの底面積のかなりの割合なので、充電中の発熱はわかりやすいです。

電源を入れた直後

電源を入れて利用出来るようになる数十秒から数分程度、スマートフォンはフルパワーで起動動作をします。そのため発熱はかなり高くなりますが、電源を切っていた時間が長ければ元々の温度は低く、起動時間も短時間なので、実際に熱くなることを感じることは少ないです。

カメラ機能を使用しているとき

2010年台後半からのスマートフォンのカメラ機能は、単純な撮影をしているだけでは無く、カメラの映像をリアルタイムに高画質にするような処理をしています。この機能は年々高度になり、その処理のために大量の処理が行われているため、電力を多く消費し、それに伴って発熱も多くなります。

カメラ機能を使用している際は発熱します。

待ち受け状態

電源を入れて着信を待ち受け状態にしているということは、着信関連の回路が動作し続けているので、発熱はあります。
発熱はありますが、待ち受けだけの状態はほとんど電力を使わないので、スマートフォンの外装を触ってわかる程度の発熱は無いです。

画像をみたり文章を読んだりしているとき

スマートフォンで最も利用が多いのが、SNS等での画像を見たり文章を読んだりしている時です。
画像や文章などを表示する際、そのデータを通信する際に本体内の様々な機能が使われているので、多少の発熱はあります。通常、文字や静止画を表示しているだけでは過度な発熱はありません。