YouTubeの仕様
YouTubeの公開していない仕様、どこに書いてあるかわからない上限数字、知らない間に追加されている新機能などを記録します。
公開していない情報はその時によってかわりますし、ここでの更新以降に変わっていることもあります。
大きめの変更はYouTubeの施策解説 内のサブページでも解説しています。
YouTubeの不具合・バグ は別途用意しています。
このページの内容
再生回数などの数値が表示場所毎に違う
YouTubeでの再生回数、再生時間、評価数などの数字は表示場所毎に異なった物が表示されます。
それぞれの表示が一致することは再生され続けている限りありません。
特に直近のデータに関しては数日、場合によっては1週間程度待ってから確認してください。
収益等のデータが最終的に確定するのは翌月中旬です。
4Kや8Kで再生出来ない
フルHD以上の解像度の4Kや8Kでの動画形式にYouTubeは対応していますが、WebブラウザによってはフルHDまでの選択肢しか出ない場合があります。
GoogleのChromeブラウザで再生すれば4Kや8Kで再生出来る場合が多いです。
自分の再生環境で4Kや8Kの動画が再生出来るか確認したい場合は、こちらの動画を確認してください。
YouTubeショートで有料プロモーションを設定した場合にブロックされる
YouTubeショートで、ショートで選べる音楽を選んだ状態で、有料プロダクトプレースメントの設定「有料プロモーションをオン」にすると、著作権侵害になり、動画がブロックされて再生出来なくなる。
YouTube英語コミュニティの新規投稿停止
日本時間2023年3月2日午前3時頃から、YouTube公式の英語版ヘルプコミュニティの新規投稿が停止しています。
https://support.google.com/youtube/thread/204228039/posting-in-this-forum-has-been-disabled?hl=en
インドの方はヒンディ語のコミュニティを利用可能です。
R18の映画が一覧表示される
R18やR15+の映画等が「映画と番組」の一覧表示の中に含まれる。
どのようなユーザー設定でも同じ物が表示される。
2023年発生中
スマートフォンからアップロードした動画の解像度
スマートフォンのYouTube Appから動画をアップロードした場合、解像度がパソコンからアップロードした物とは変わることがよくあります。
スマートフォン上で一旦処理した後にアップロードする影響のようです。
ブランドアカウントの管理
ブランドアカウントを使うには、Googleアカウントに直接紐付くYouTubeチャンネルが必要です。
Googleアカウントに直接紐付くYouTubeチャンネルを削除した場合、ブランドアカウントの管理も出来なくなります。
YouTubeショートのウエブサイトへの埋め込み
YouTubeショートはこれ自体では埋め込みのコードの表示がありません。
HTMLを知っている方は問題ないですが、YouTubeが表示するコードで埋め込みたい場合はショートではない一般の長尺動画のURLとして開いて埋め込みコードを追加してください。
一般的に、ショートで選べる音楽を使ったものでも、埋め込み可能です。
オーバーレイ広告の終了
2023年4月6日で動画のした部分などにオーバーレイされて表示される広告が終了する。
iOSでのVR用カードボードのサポート終了
2022年10月頃から順次、iOS(iPhone)でのVR視聴用のCardboard(カードボード)のサポートが終了しています。
VR動画を視聴する際にスマートフォンに簡易的に段ボールで出来たレンズを取り付けて視聴できる機能でしたが、利用者減少によりAndroidのみのサポートになっています。
有料サービスのサポートはログインしないと受けられない
YouTube含めてGoogleサービスは有料サービスを受けていた場合、支払い等のサポートが提供されています。
サポートが提供されているのは有料サービスを受けている該当のアカウントのみになりますが、2022年夏頃からログインできないユーザーにもサポート対象を広げているようです。
ログインしないと https://support.google.com/youtube/answer/7071292 から問い合わせできませんが、ログインしなくても担当者とチャットで問い合わせできるようにサポート範囲を拡大しているようです。
2022年9月現在パソコンのWebブラウザのみで、YouTubeのヘルプを開くとチャットのポップアップが出ることがあります。
チャットの内容を自分のライブ配信に含めた場合の責任
YouTubeの仕様ではありませんが、チャットに投稿されるメッセージを、自分のライブ配信映像に含めるというスタイルが良くあります。
このようなケースの場合、そのメッセージの内容、というよりもそのユーザーのアイコンの画像が原因でライブ配信が停止することがあり得ます。
YouTubeでのライブ配信含めた投稿内容すべては、動画投稿者がすべての責任を持たなければ行けません。視聴者が何をし出すかわからない、チャットの内容を無検閲でそのまま掲載することは危険です。
日本のテレビ放送では、SNSに寄せられたメッセージなどを掲載することがあります。ここで掲載される内容はすべて検閲済みの物です。このように、問題が予想される環境ではそれなりに対策をしています。
YouTubeでチャットの内容をライブ配信でそのまま載せる場合は、それ相応の覚悟が必要になります。
Super Chatなどのレシートメールの内容
ライブ配信でSuper Chatなどを送ると、レシートメールが届きますが、2022年前半くらいにGoogle Irelandで処理されたという内容が追加されるようになりました。
日本設定などでも、Google Irelandで処理するようです。
非公開設定の動画を削除後の表示
非公開設定の動画をYouTube上から削除しても、しばらく非公開の動画という表示が続く。(1日程度)
この表示を望まない場合は、一旦公開後に削除した方が削除したことがわかりやすい。
問題ない内容がスパムになる例
例えば日本語では問題ない内容なのに、外国語に翻訳すると問題のある用語になってしまう場合があります。
このような文脈を理解しないスパム判定は隠れてかなり発生しているようです。
AdSenseでのYouTube用の設定
AdSenseでYouTube用の設定項目 AdSense for YouTube (YouTube向けAdSense)が追加された。
2022年3月23日頃より。
ライブ配信での各種初期設定
何をやってから24時間かかるのかなどのような詳細がわかりにくい。
不適切なコンテンツの報告後のメール通知
YouTubeに不適切なコンテンツを報告すると報告履歴に一覧が表示されます。
https://www.youtube.com/reporthistory
1日に一度、報告した結果がどうなったのかがメールで通知されるようになりました。
2022年2月より
その後、2022年後半くらいから報告毎にメールが届くようになりました。
YouTube Premium年間プランへの切り替え
既に月払いで加入している場合は、解約後、実際の月払いの契約終了日を過ぎる年間プランへの申し込みが出来ない。
https://support.google.com/youtube/answer/11417260
2022年1月より
音楽関連で自動生成しているデータの修正
https://support.google.com/youtube/answer/7237533
https://support.google.com/youtube/answer/6082726
プロフィール画像など自動生成されている画像は、外部で修正する必要もあり。
Facbook、Twitterの間違ったタイトル等
Facebookなどに動画を共有する際に、間違ったタイトルなどが表示されることがあります。
FacebookやTwitter側の問題です。
YouTubeアナリティクスとGoogle広告の数値
Google広告で動画広告を出稿した場合、YouTubeアナリティクスで表示される再生回数と、Google広告の回数表示が合いません。
それぞれの回数検出アルゴリズムが異なるからです。
カスタムサムネイルの設定上限
カスタムサムネイルの24時間内のアップロードの上限が設定された。
2021年9月より
YouTubeパートナープログラム参加には2段階認証必須
YouTubeパートナープログラムの参加には2段階認証が必須になった。
2021年11月より
コミュニティ投稿機能
500人以上。
1000人から要件が下がった。
2021年9月改定
公式アーティストチャンネル(OAC)のアイコン設定がデタラメ
名前が芸能人と同じ言うだけで、なぜそのチャンネルが公式アーティスト(Official Artist Channel: OAC)になっており、意味不明なチャンネルが公式アーティストチャンネルとなっている。
公式アーティストのアイコンはYouTubeが勝手につけているもので、通常ミュージシャンのチャンネルなどにつくもの。
名前が芸能人というだけの、テレビ番組をアップロードしているだけ、詐欺サイトへの誘導チャンネルなどにもこのアイコンがついている。
下の画像は暗号通貨詐欺への誘導チャンネル。(ここにアップロードされている動画自体詐欺)
2021年春頃から確認
チャンネルメンバーシップが出来るチャンネル登録者数
1000人以上。
ゲーミングチャンネルとの違いが消えて、ゲーミングチャンネルという表現も消えている。
2021年4月確認
チャンネルレイアウトでの注目チャンネルの位置
チャンネルのレイアウトはYouTube Studioで2020年夏から設定出来るようになり、注目チャンネルの表示位置も10月15日から変更になるが、旧来の設定を変更する事は出来なくなったようだ。
2020年10月10日確認
ブランドアカウントを管理できる上限
2016年頃まで50個、それ以降200個。(下の画像はその当時の公式ヘルプ情報)
2020年春頃から100個のチャンネルを管理できるとなっている。
YouTube Premiumのデバイス上限
基本は10台。1年に4台までデバイス入れ替え可能。
チャンネル名の仕様変更に伴う様々な仕様変更
従来はGoogleアカウント名に紐付いていたチャンネル名が、2021年春から自由に変更できるようになりました。
それに伴い、チャンネル名関連の仕様が変わっています。
プライバシー侵害の時間指定仕様
日本語ヘルプに記載されている「3:00〜3:10」ではなく、正しくは「3:00-3:10」
Google WorkspaceだとブランドアカウントでYouTubeの管理者になれない
Google Workspace for Educationの場合ブランドアカウントの管理者になれないという仕様。
ハッシュタグ
#をつけたタグは、タイトル付近に表示されるのは初めの3つ。
それ以上は15個まで認識される。それ以上のハッシュタグがある場合は無視され、動画自体が検索結果に表示されなくなる場合がある。
ライブ配信のDVR
基本的にライブ配信のDVRはオン。
ストリーミング配信の設定ではDVRをオフにすることも出来る。
ライブ配信のオーディオ切り替え
オーディオ切替で音声の言語切り替えが出来るようになっていましたが、ライブ配信でも切替が出来るようになったようです。
日本時間2021年9月18日のMLBの試合中継で確認。
ライブ配信のライブコメンタリーモード
ライブ配信でライブコメンタリーモード(Live commentay mode)という、特定の人のみ参加出来るチャット機能があります。
チャンネル管理者が特定のユーザーのみをチャットに参加出来るように設定出来るようです。
2021年4月頃から。
特定のチャンネルのライブ配信でテスト的に行われている機能のようです。
ライブ配信のWebサイトへの埋め込み
YouTubeパートナープログラムへの参加が実質必要。
https://support.google.com/youtube/answer/2474026
2018年頃まではこのヘルプに「YouTubeアカウントにリンクされた承認済みのAdSenseアカウントが必要」と表示されていたが、2020年9月時点で表示なし。
ライブ配信のアーカイブ
ライブ配信が12時間未満の場合は自動的にアーカイブされるが、12時間を超える配信はアーカイブの作成はされない。
ライブ配信の同時視聴人数
少なくとも数十万人は問題なしの模様。
ライブ配信後のアフターパーティー
Afterpartyというライブ配信などの後の動画配信機能が2021年頃から一部のユーザーで使えるようになっている。
限定された一部のユーザーでのみ対応している。
動画の音声のマルチチャンネル
マルチチャンネルというのは映画で音声の言語を切り替えるような時に利用するチャンネルの切り替え方法で、YouTubeでは1つの動画で音声切り替え機能はありません。
マルチチャンネルに通常は対応していません。
ただし、Netflix Animeのようなチャンネルでマルチトラックが再生出来るようになっています。
https://www.youtube.com/channel/UCBSs9x2KzSLhyyA9IKyt4YA
https://www.youtube.com/watch?v=MADd6o4gtbI
一部のチャンネルでのみ行われているテスト機能と予想されます。
Netflix Animeの場合は2021年1月25日にアップロードされたこの動画から始まっているようです。
このチャンネルではMulti-Audio Clip、多言語音声クリップと表現しています。
https://www.youtube.com/watch?v=nTyrTukH3pk
それよりも早いのはUbisoft North Americaのチャンネルで
https://www.youtube.com/watch?v=WaOKSUlf4TM
は2020年9月30日の動画で対応しています。
Multi-audio tracksについては2021年10月8日付けで「We're testing, with a small group of creators」をしていると公表しました。
公表した内容 https://support.google.com/youtube/thread/129769858
その後2023年2月24日に正式機能として公表された。
https://youtube-jp.googleblog.com/2023/02/multi-language-audio.html
https://blog.youtube/news-and-events/multi-language-audio-mrbeast-interview/
ギアアイコンから音声を選べる
複数言語から選べる
勝手にGoogle翻訳のタイトルなどを表示する仕様
検索などして一覧に表示される内容の中に、勝手にタイトル等をユーザーの表示言語に会わせてGoogle翻訳する機能がある。
仮に Star wars で検索するといくつか出てくるが、その中の例えば https://www.youtube.com/watch?v=JiAfrYNNt-k の動画はタイトルの横にGoogle翻訳のアイコンが表示され、日本語設定にしていると勝手に日本語タイトル、日本語の概要が表示される。
動画投稿者が設定した翻訳タイトルなどではない。
これが一覧画面で表示される内容
これが動画の再生画面で表示される内容
動画投稿者が特定言語のタイトル、概要の翻訳設定をしていなくても勝手に翻訳される。
チャンネルの共同管理の制限
ブランドアカウントでのYouTubeチャンネルの管理と、Googleアカウントに直接紐付くYouTubeチャンネルに管理権限を付加した場合で、出来る事が異なる。
例えばライブ配信を共同管理している編集者などが出来るようにするにはブランドアカウントで管理権限を設定する必要がある。
アップロードするファイルサイズ、動画の長さ
アップロード出来るファイルサイズの上限は128GBまたは12時間の小さい方。この仕様は変わってるので、12時間以上の動画も存在する。
動画のファイル、ライブ配信に関する仕様
全て公開されています。
推奨される解像度とアスペクト比
https://support.google.com/youtube/answer/6375112
アップロードサイズの上限
128GBまたは12時間のいずれかの小さい方
https://support.google.com/youtube/answer/71673
おすすめのエンコード設定
https://support.google.com/youtube/answer/1722171
サポートされているファイル形式
https://support.google.com/youtube/troubleshooter/2888402
ライブ配信のビットレート設定など
https://support.google.com/youtube/answer/2853702
ライブ配信のアーカイブ
12時間未満の場合は自動的にアーカイブ可能。それ以上の場合、アーカイブは作成されない。
https://support.google.com/youtube/answer/6247592
360°ライブ動画のエンコード設定
https://support.google.com/youtube/answer/6396222
HDR動画
https://support.google.com/youtube/answer/7126552
360°動画
https://vr.youtube.com/create/360/
VR180動画
https://vr.youtube.com/create/vr180/
3D動画
https://support.google.com/youtube/answer/7278886
空間音声
https://support.google.com/youtube/answer/6395969
マルチチャンネルは通常は非対応
そもそもマルチチャンネル対応のプラットフォーム、ソフトはほとんどありません。