パスワードを思い出す方法

Googleアカウントに限らず、パスワードを忘れるとログインが困難になります。

Googleアカウントはアカウントの復旧手段を複数用意しており、しっかりアカウントを管理していればパスワードを忘れてもアカウントの復旧は可能です。しかし、復旧手段が使えなくなったなど、最終的にパスワードを思い出すしか方法がなくなってしまう場合も少なくないです。

パスワードをどう設定したか思い出そう

Googleアカウントのパスワードは100文字まで設定出来ます。仮にパスワードに使える文字が70文字あったとすると、3.24の10の184乗のパターンでパスワードを設定出来ます。

一般的には記号で使う文字は限られ、文字数も10文字から20文字くらいではないかと思われます。

仮にパスワードに使った可能性がある文字が40文字、文字数が16文字までだとするとパスワードのパターンは4.29の10の25乗に絞られるので、全ての設定出来るパターンを調べるよりも、だいぶ絞られます。

わかりやすくすると、64文字を30桁で使っていた場合なら、153恒河沙パターンくらいのようですが、24文字から12桁なら3.7京パターンくらいです。

ちなみに24文字を50桁でパスワードを作った可能性がある場合は10無量大数くらいのパターンです。普通は50桁のパスワードなんか使わないと思うので、現実的な20桁で70文字を使った場合でも8澗パターンくらいで収まります。

このようにパスワードをどのように設定したかを思い出すだけでも正解のパスワードにかなり近づきます。

パスワードの設定は大きく分けて2種類

現在のパスワード設定は本人が自分で入力した場合と、パスワード設定ソフト等による自動設定のどちらかです。

パスワード設定ソフトを使っていた場合は、大抵はそのソフトの設定パターンになっているので、文字数、書式などが決まってきます。本人が入力した場合も、自分が設定する基本的なパターンは誰でも持っているでしょうから、そこから絞り込めます。

そこから外れるパターン、文字数、使用文字などは無いでしょうから、探すべきパスワードはかなり絞られます。

仮に20文字使った可能性があって文字数は10文字くらいまでだった記憶があれば1.0の10の13乗のパターンしかありません。わかりやすくすると約10兆パターンです。1秒に10万回試せれば3年ほどで全パターンの解析が可能です。1秒に500万回試せれば23日です。

全てのパターンを探すよりはかなり時間が節約可能です。

アカウントを思い出す

Googleアカウント自体を忘れてしまう方もいるようです。

Googleアカウントは@gmail.comのメールアドレスか、他のメールアドレスで設定可能です。

@gmail.comのメールアドレス以外で登録したかも不明な場合、@gmail.comを含めて無限にあるメールアドレスから探すことになります。

ここを読んでいる日本語圏の方は日本語関連サービスから登録していると思われるので数百くらいのドメインから探せばいいので、一般的に12文字くらいまでのユーザー名で、4.7の10の18乗、これが300くらいありそうなドメインから探すことなります。

@gmail.comのメールアドレスで登録してアカウント名が12文字までだったとすると、4.7の10の18乗程度。アカウント名で絶対使ってないだろう文字が10文字くらいあれば9.5の10の16乗でかなり絞られます。

もちろん文字数が少ないユーザー名のパターンはないので2.2の10の9乗分は省けますので、さらに確率は下がります。

どうやって大量のパターンを解析するか

直接Googleのサーバーにアクセスしてログインを試行するとサーバーからブロックされるでしょう。

ブロックされないように解析するには内部に入ってアカウントの担当者になり、業務上の理由で正当にアクセスできる権限を取得するという方法があります。数年かけてコンピューターサイエンスや、セキュリティを学習すればうまくすればGoogleのアカウントやセキュリティ担当者として採用されるのではないでしょうか。

全パターン試す場合も少なくとも数日、長ければ数年もしくはそれ以上はかかるので、何年かかけて就職活動するのも時間的には大してかわりません。

このページはいろいろ間違っているので、そのうち更新します。