Googleによるデータ検閲問題

Googleはユーザーがアップロードしたデータに問題が無いかを常に確認しています。

特に、犯罪に使われているデータが無いか、ポルノなどに関しては確認が厳しく、YouTubeはもちろん、Googleフォト、Googleドライブなどにアップロードされるデータ、Gmailの内容もすべて機械的に確認されています。

ここで問題になるのが、違法な目的ではないデータです。例えば、日本では赤ちゃんとお風呂に入っている写真のような物は親子の微笑ましい物ですが、Googleはこれも自動ポルノと認識して、一般的には警告の対象となります。

そのため、赤ちゃんの画像、医療用で必要があって撮影した画像など含めて、ポルノなどに勘違いされる可能性がある画像データなどはGoogleサービスにアップロードすることを避ける事が推奨されます。

YouTubeをに非公開で個人の動画保存用に使う方もいますが、この内容もチェックされます。

問題なのが警告を超えたアカウントの停止

Googleによる警告がどのレベルで来るのかなどはよくわかりませんが、一定の警告の範囲を超えた場合、アカウントが停止することがあります。

アカウントが停止すると、そのアカウントで使っていたすべてのデータ、サービスが使えなくなります。

場合によってはデータ自体はダウンロード出来る仕組みが使える場合もありますが、それも出来ずにアカウントが停止する事もあるようです。

さらに、警察当局に通報されることもあるようです。

えん罪と思われるアカウントの停止

このような件に関してはえん罪と思われるアカウント停止が行われており、えん罪なのにアカウントが戻らないという問題もあると言われています。

https://www.eff.org/deeplinks/2022/08/googles-scans-private-photos-led-false-accusations-child-abuse
https://www.nytimes.com/2022/08/21/technology/google-surveillance-toddler-photo.html

のような記事は定期的に見かけますが、実際にGoogleはどのように対応しているのでしょうか。

Googleは本当にえん罪だった場合、ほとんどの場合、後でアカウントを復活しているようです。しかし、復活されない場合は、ユーザーに何らかの問題がある事が多いようです。

そのアカウントで他に何らかの問題がある場合、他のアカウントで何らかの問題がある場合などもあります。

アカウントが戻らない事に対して、Googleへ批判を向けるのもいいでしょう。実際には、その対象になったユーザーに、他に何かやってないか、過去に何か問題が無かったか、他のアカウントで本当に問題が無かったのかなどを聞く事もしてみてください。

多くのケースでは自分の非は公開せずにSNSで騒ぐだけのようなパターンです。
ユーザー側に問題があるのに、Google等のプラットフォームの対応について、文句を言っているだけの場合も多いようです。