YouTubeの新しい子ども向け設定

動画の探求

YouTubeは13歳以上が使えるサービスで、子ども向けにはYouTube Kidsが用意されています。

しかし、YouTube Kidsでは子ども向けには十分ではないことはYouTubeは認識しているからか、新しい機能がベータ版として2021年2月24日に提供されました。名称はしっかりと決まった物は無いようですが、保護者向け管理機能、新しい管理機能、動画の探求、Supervised Experienceなどとなっているようです。

https://blog.youtube/news-and-events/supervised-experiences-for-families-on-youtube

ファミリーリンクで、子どものアカウントを管理している場合に、保護者が子どものYouTubeの利用を制限できる機能です。

新しく加わるのはYouTubeで視聴できるコンテンツの種類を設定する機能です。

保護者がファミリーリンクで管理している子ども向けに選択できるようになるのは

  • 小学3年制以上の子ども向けコンテンツの検索と視聴(Explore)

  • より多くの動画(Explore More)

  • YouTubeの大部分(Most of YouTube

という設定です。

https://support.google.com/youtube/answer/10314940

それぞれの設定で視聴できる動画の種類が決まります。

YouTube Kidsよりも、視聴できる範囲が広く、検索も可能、YouTubeの大部分では18歳以上向け以外のほとんど、より多くの動画では一部のライブ配信も視聴できます。

保護者がこの機能を許可していれば、かなり多くのYouTube動画が視聴できるようになりますが、何を視聴しているかなどは保護者が確認可能、コメントが不可、休憩や就寝の自動リマインダー機能などもあります。

YouTube Kidsよりも高い年齢層、小学生高学年などを狙った物のようです。

子ども向けのため広告パーソナライゼーションは行われないのはYouTube Kidsや子ども向けコンテンツ同様に継続します。

YouTube Kidsはどうなる

YouTube Kidsはそのままです。