YouTube収益化で再利用されたコンテンツとは
YouTubeパートナープログラム(収益化)の承認されない理由で、よくある拒否理由が再利用されたコンテンツ(Reused content)です。
再利用されたコンテンツに関してはYouTubeのチャンネル収益化ポリシーの中に繰り返しの多いコンテンツ、再利用されたコンテンツとして、AdSenseポリシーに関する説明があります。
https://support.google.com/youtube/answer/1311392
YouTubeが説明している再利用されたコンテンツとは
再利用されたコンテンツとは、独自の解説や教育的な価値を十分に付加せずに他者のコンテンツを再利用しているチャンネルを指します。
の事です。
再利用されたコンテンツとは具体的に何か
要するに、どこからかコピーしてきたコンテンツ、ほとんど同じ内容しか投稿されていないチャンネル、機械的に作成したコンテンツなどです。
例えば、
どこからかコピーしてきたコンテンツを自分で編集したオリジナルだと主張する物
動物園で撮影してきた同じような動画ばかりのチャンネル
どこかの風景などを撮影しているだけ
機械的に作成した自動演奏、自動ナレーション、テキストがスクロールしているだけのコンテンツ
などです。
自分で撮影したコンテンツでも、どれを見ても同じような物と判断されれば、他者のコンテンツの再利用と同等の物と判断されます。
他にもどこからコピーしてきた画像をサムネイルに使っている、アイコンに問題があるなど、他にも様々なところで判断されています。
YouTubeが収益化が許可されないその他の例としているのがこちらです。
テレビ番組の一部が編集されているものの、説明がほとんどないか、まったくない
他のソーシャル メディアのウェブサイトのコンテンツを集めた短い動画
さまざまなアーティストの曲のコレクション(許可を得ている場合も含む)
他のクリエイターによって何度もアップロードされたコンテンツ
他者のコンテンツのプロモーション(許可を得ている場合も含む)
どこからかコピーしてきたとか、独自性が低いコンテンツは再利用されたコンテンツと判断されやすいです。
YouTubeはどこかのコンテンツを再利用していても許可される例として次の物を上げています。
批判的なレビューのためにクリップを使用する
映画からシーンを引用して、会話を書き換えたり、ナレーションを変更したりする
スポーツの試合のリプレイを使用して、競技者の特別な戦術が成功(または失敗)したことを説明する
元の動画に対してコメントを入れるリアクション動画
他のクリエイターの映像を編集し、ストーリーや解説を追加する
このように、何かの解説などで必要に応じてコンテンツを再利用しているような場合は問題ありません。(もちろんその権利の使用許諾も必要です)
本人は問題ないと思っているのに再利用とされるよくある例
他のチャンネルと同じようなのに、自分のだけは許可されないと思い込んでいるが、根本的に問題が多いが本人が気づいていない例。
ゲーム実況(独自性がほとんど無い)
動物紹介(全ての動画がほとんど同じ)
ラジオ風静止画動画(それぞれの動画の違いがわからない)
vTuber(それぞれの動画の違いがわからない)
他人の動画をマッシュアップしたもの(自分で撮影した物ではない)
切り抜き動画(他の物との違いがわからない)
本人が再利用と勘違いしているよくある例
勝手に再利用だと解釈して編集方針を変更しているが、その思い込みは間違っている例は以下のような物があります。
オープニング・エンディング画像(各動画にこれがあるから再利用と思い込んでいる)
前回の振り返り(これがあるから再利用と思い込んでいる)