Google PEプログラムに参加したい方へ

Googleプロダクトエキスパートプログラム(Google Product Experts Program)、YouTubeコントリビュータープログラム(YouTube Contributors program)、(以下、PEプログラム)はどんな方の参加も歓迎しています。

プログラムの詳細はGoogleプロダクトエキスパートプログラム を確認してください。

Google PEプログラムへの参加はコミュニティへの投稿が基本

YouTubeのビデオコントリビューターはYouTubeへのYouTube解説動画の投稿になりますが、それ以外はコミュニティへの投稿が基本です。
PEプログラムを目指す場合は、定期的にコミュニティに投稿してメンバーに選ばれるようにしましょう。

ステータスはブロンズメンバーから始まり、シルバー、ゴールドと変化しますが、ゴールドでようやく本格的に参加する状態になります。

投稿に利用するアカウントは通常、メインに利用しているGoogleアカウントを使います。
有用で正確な投稿を熱心にしていれば、このプログラムを担当しているGoogleの社員より連絡が来ます。

ブロンズメンバーは投稿数だけで自動的に付与されますが、シルバーへの移行は担当のGoogle社員が手動で設定します。

まずは、シルバーメンバーを目指しましょう。

目指す前に、利用するGoogleアカウントはご自身がメインで日常的に使用しているGmail等のメールアドレスで設定することを強く推奨します。後で変更するのはいろいろとややこしいです。

シルバーメンバーになるために

シルバーメンバーの基準は、300 ポイント、おすすめの回答 3 件となっています。
投稿1件あたり1ポイント、おすすめ回答が1件あたり3ポイントなので、投稿の2割がおすすめになれば、100件投稿して、内20件が10ポイントなら、100ポイントとおすすめ投稿の200ポイントで300ポイントになります。

このポイントは年間計算されるので1ヶ月に10件程度の投稿でシルバーメンバーになれます。
しかし、単純に投稿数などでポイントを稼げばシルバーメンバーになれるわけではありません。有用で正確な投稿を定期的に行っていないと、社員には認められません。

シルバーメンバーになる投稿とは

投稿数を稼げばシルバーメンバーになるわけではありません。

などは、投稿数だけ増やしている有用な投稿にはならない回答の例です。

必要なのは有用で正確な投稿です。

有用で正確な投稿とは

が代表的な有用で正確な投稿の例です。
数日前にやりとりが終わっているのに蒸し返すような回答、あえてシンプルに答えているのに正確な回答ではあるが問題をややこしくしてしまう回答などは有用とは言えないかも知れません。

すでにほとんどの投稿に回答があって、回答する余地がない場合は、解決策がいくつかある質問へ回答する、よりわかりやすく正確な回答をするなどをしてみてください。

ただし、既に回答がある質問に対して、よりわかりやすく正確な回答をしたとしても、既に回答した人に対する配慮が足りないユーザーと判断される場合もあります。

定期的な投稿も重要

毎日は必要ないですが、少なくとも月に数回程度、年間を通しての参加が必要です。

メンバーになるために、ある月に集中的に投稿するような事では長続きすることはないでしょう。

投稿する際に注意したいこと

個別の投稿だけで判断しない

単独の投稿だけで回答しない方が良いでしょう。

サービスの問題で同じ投稿が多くの人から繰り返されている質問、既に回答があるのに、同じ質問を繰り返している人など、単独の投稿だけみてもどのような対応が正しいかは分からないと思います。

数日の投稿の流れなどを確認し、そのユーザーが同じ投稿を繰り返している人でないのか、あえてスルーされている投稿者でないかなどを確認した上で対応する方が良いです。

質問と既に回答がある場合はよく読む

質問の内容と既に回答がある場合はその内容をよく読んでください。

投稿数を増やすために、既にある回答にさらに代わり映えのない回答をするのは、質問者にとって有益なことは一切ありません。

書いてある内容は鵜呑みにしない

書いてある内容から想像で回答しないようにしてください。

カテゴリーの設定は意味を理解していない場合も多く、全部やったというのも何を全部やったのか不明です。

転載はやめる

Googleヘルプにある内容を引用するような場合を除いて、転載は絶対に止めましょう。

転載と引用の区別がわからない方は投稿しないでください。

質問を引用する場合は引用をわかりやすくする

1つの投稿で質問がいくつかあるような場合で、質問を引用しながら返答する場合、どこが引用なのかをわかりやすくしましょう。

古い > を使った引用表記はわかりにくいです。

外部へのリンクは公式サイトを優先する

Googleのヘルプに回答となる内容がある場合、公式のヘルプへのリンクを掲載しましょう。

その上で、さらにわかりやすい一般のブログ等の内容あれば、それを追記しておくのもいいでしょう。

略語を使用しない

あなたが一般的だと思っている略語は、あなた以外の方々には意味不明な略語かも知れません。誰でもわかるように、略語の使用はなるべく避けましょう。

それ以外の活動の考え方はエキスパートプログラムでどう活動するか でも解説しています。

PEプログラム参加のベストプラクティス

ベストプラクティスとは最も良い方法のような意味です。

PEプログラムに参加する場合、前述したようにメインで使うGoogleアカウントで参加することが推奨されます。
専用に作ったアカウントなどでも参加出来ますが、PEプログラムに関連したサービスの利用など、様々な面に関連するため、他のアカウントを使った場合、設定等でややこしくなる場合があります。

ユーザー名は誰でも読める文字で書いた方がいいでしょう。

このプログラムは全世界から参加しているため、特定の言語でユーザー名を書くと、その言語を理解しないほとんどの方々にはユーザー名を読めません。アルファベットベースのユーザー名を使うか併用して、誰でも読めるようにした方が他のユーザーとコミュニケーションしやすいです。