キャリアメールの代わりに使うGmail

日本では長らく、携帯電話やスマートフォンを使うために通信会社と契約すると、電子メールが利用出来るサービスが利用出来ていました。
ドコモ、au、ソフトバンクなどがキャリアメールとして提供している @docomo.ne.jpや @ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp などのメールアドレスのサービスの事です。

これらのメールサービスは通信会社と契約しないと使えないサービスで、利用するには当然ながら有料で料金を払い続ける必要があります。
同じように、自宅等のインターネット回線を契約した際にプロバイダーから提供されるメールアドレスもあります。

OCN、So-net、BIGLOBE、NURO光、U-NEXT、J:COMなど様々なプロバイダーがメールサービスを提供していますが、これらのメールサービスも契約中にしか利用出来ません。

契約を止めた場合はメールアドレスは利用出来なくなるため、多くのサービスはメールアドレスで登録するため、メールアドレスが使えなくなると様々な問題が生じます。

そのような問題が事実上無く、無料で長期間安心して使えるのがGmailなどのサービスです。

基本的に無料で安心して使えるメールサービス

メールアドレスを作る際に注意したいのが

の2点です。

インターネット自体将来どうなるかはわかりませんが、メールアドレスは今後も様々なサービスの利用で基本となる物です。

そのため、何かあったときに頻繁に変更する物であっては困ります。

有料で契約している間のみ使えるサービスの場合、有料で契約し続ければ良いですが、通信回線とセットの場合だと比較的高額になることもあり、使わなくなれば契約する必要があります。

そうなったときにメールアドレスが使えなくなっては困るので、無料で使えるメールサービスの方が、様々なアカウントに登録する物としては適しています。

無料で安心して使えるメールサービスの例

GoogleのGmail https://www.google.com/intl/ja/gmail/about/

MicrosoftのOutlook https://outlook.live.com/

これ以外にはYahoo!(Yahoo! JAPANではありません)の Yahoo MailやAOLのAOLメールなどもあります。

個人ユーザーが使いやすく、将来も安心して利用出来る可能性が高く、セキュリティ上も問題ないのが、GmailもしくはOutlookになります。

無料メールのセキュリティ

無料メールはセキュリティ上問題があるとか、使い捨てに使うためのサービスだというような、1990年代のメールサービスを引きずっている方もいますが、GmailやOutlookに限ってはそのような心配はありません。
日本の大企業含めた一般企業のセキュリティよりもはるかに高いセキュリティ水準で、アカウントが管理されています。

そのためいい加減にアカウントを作成すると、本人であってもそのアカウントにログインできなくなっていしまうため、利用者個人によるしっかりしたアカウント管理は必須になります。
個人により多数のメールアドレスを作成すること自体も防ぐ仕組みが入っていて、使い捨てで使うアカウントは実質作れません。