YouTubeチャンネルを乗っ取られがちな人
YouTubeチャンネルの乗っ取り(ハイジャック、ハッキング)が減りません。
特にチャンネル登録者が多い数千人以上で、次のパターンに該当する方は乗っ取り犯のターゲットになっているので注意してください。
ここに書いているのは実際のハイジャックでよくあるパターンのよくある手口をまとめた物です。
YouTubeチャンネルのためだけにGoogleアカウントを作ってる人
Googleアカウントは1つあれば十分で、そのアカウントをしっかりとセキュリティ対策すれば、YouTubeチャンネル、AdSenseアカウントなど全てのGoogleサービスを安全に利用出来ます。
YouTubeチャンネルのためだけのGoogleアカウントを作り、適当にアカウントを管理している人は乗っ取りの対象になり安いです。
複数人でGoogleアカウントを共有している人
YouTubeチャンネルは複数人で管理できる仕組みがあります。
Googleアカウントのログイン情報を共有し、複数人で管理しているような場合、誰が何をやったのかがわからず、乗っ取られた事にも気づかない事が多いようです。
メールを読まない人
上記のYouTubeチャンネルのためだけにGoogleアカウントを作る人の多くは、そのアカウントに届くメールは読まないようです。
Googleアカウントに不正な動きがあった場合に、セキュリティ関連メッセージをGoogleが送っても読まないので乗っ取られた事自体に気づかない人も多いようです。
パスワードを他のアカウントと同じにしている人
様々なサービスで同じメールアドレスや同じパスワードを使い回している人が大勢います。
そのようなメールアドレスとパスワードの組み合わせは既に大量に出回っているので、様々なサービスで乗っ取ろうとする人が機械的にログインを試みています。
簡単に乗っ取られてしまうでしょう。
2段階認証などを使っていない人
Googleアカウントはパスワードだけでなく、携帯電話のSMS、認証アプリなどで追加の認証を設定出来ます。
これをやっていればアカウント自体が乗っ取られることはほぼありません。使っていない場合はパスワードの使い回し、簡単なパスワードなどで簡単に乗っ取られてしまうでしょう。
2021年夏頃から、YouTubeパートナープログラムの参加に2段階認証は必須になりました。
パスワードなどを人に教える人
GoogleやYouTubeを名乗る人がサポートだなんだと理由を付けて、電話メールなどでアカウントの情報を聞いてくる場合があります。
パスワード、2段階認証の番号などをGoogleやYouTubeらしき人に教える人はアカウントが乗っ取られます。
GoogleやYouTubeがパスワードなどを聞いてくることはありません。
何でも適当にクリックやタップする人
表示されたメッセージをしっかり理解する事無くすぐにクリックしていると、他人によるアカウントのアクセスを許可するメッセージを許可してしまうこともあります。
不正なURLの場合もあります。
それが何かを確認の上クリックしてください。
よくわからないアプリなどをインストールしちゃう人
何かのサービスを使うのに必要だからと送られてきたファイル、リンクをクリックしてアプリ等をインストールしてしまう人は多いようです。Androidのプロテクトを外す説明を読んで、わざわざプロテクトを外してインストールする人もいるようです。
端末、OSレベルで不正なアプリを入れられたら、アカウントの保護なんか関係なく、そこからアクセスできる全てで被害にあいます。