Gemini含めて生成AI関連サービスでは様々な用語が使われています。
よく理解していないで、用語を間違って使うと誤解の元となるため、基本的な用語はある程度知っておきましょう。
Geminiサービス自体の使い方は Google Geminiを使う前に知っておきたいこと でまとめています。
本当に基本的な用語だけをまとめています。少なくとも用語自体は知っておきましょう。
人工知能のこと。Artificial Intelligenceの略。
AIが生成するサービス全般のこと。英語ではGenerative AIやそれを略したGen AI。
この用語自体が何を指しているのかは文脈によります。
多くのAIはセンシティブな内容については回答を避ける傾向にあります。
センシティブとはプライバシーに関わること、法律論理的な問題、性的な内容、医療や法律に関すること、暴力的なこと、違法なことなどで多岐にわたります。
例えば医療に関しての一般論は答えますが、個別の医師の診断のようなことになると専門の医療機関を受診するように促されると思います。違法なことになると一切答えないと思います。
このように内容によって対応が異なりますが、一般的な内容などであっても過剰に反応して答えなくなることもあります。
ランゲージモデルのランゲージを省いた表現。Geminiの場合は 2.5 Flash、2.5 Proなどのモデルが選択出来ます。
ランゲージモデルについては、応用用語を参照。
Geminiのような文字などでAIとやりとりできるサービス全般。チャットボットなどの呼び方もある。
Geminiのような文字などでAIとやりとりできるサービス全般。単にボット、チャットAIなどの呼び方もある。英語ではChat Bot。
チャットAIに対して送信する内容の事。Prompt の英語の「するように促す」という意味そのまま。
コマンド入力してコンピュータを操作するCLIのプロンプトと基本的には同じ。
Open AIが展開しているAIサービスの事。GPT自体がランゲージモデルの名前で、それにChatをつけた名前。
Googleが展開しているAIサービス全般のブランド名。双子座のGeminiからとったもので、日本語ではジェミニと発音するが、英語の発音はジェミナイ。
これ以降は知っておくと役に立ちますが、深く理解する必要はあまりないです。
ラージランゲージモデル(Large Language Model)のこと。日本語で書くと大規模言語モデル。
数十億、数百億などのテキストデータを学習した物です。大規模の定義は年々変わっており、2022年頃は数十億がラージランゲージモデルだったのところ、数百億、数千億がラージランゲージモデルで、数億、数十億程度だとスモールランゲージモデル(SLM)だとしている場合もあります。
Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)の事。
事前に学習した内容だけで無く、検索して得た最新の知識を含めて回答するようなことで、新しい内容も答えられます。
スモールランゲージモデル(Small Language Model)のことで、大規模言語モデルより、学習したデキストデータが少ない物。
AI(人工知能)の種類の1つが機械学習(Machine Learning)で、その中に深層学習(Deep Learning)があります。
その中にTransformer、CNN、DNNなどがあります。つまり現在よく使われているチャットボットとしてのAIは基本的に深層学習によるAIです。
これ以外のAIもよく使われています。