YouTube収益化の基本
YouTubeにはYouTubeチャンネルの収益化など、様々な付加機能が利用出来るYouTubeパートナープログラムがあります。
YouTubeはマネタイズプラットフォームではなく、動画共有プラットフォームです。YouTubeパートナープログラムは、単純にマネタイズのためのシステムではありません。
質の高い動画をアップロードしているユーザーが、金銭的な利益やその他のオプションサービスを利用出来るようになる、動画投稿のモチベーションを高めるためとも言えるプログラムです。
YouTubeパートナープログラムの基本的な利用資格の詳細はこちらを確認してください。
https://support.google.com/youtube/answer/72851
YouTubeパートナープログラム(YouTube収益化)でよくある質問はこちらにまとまっています。
申し込む前にチェックしておくポイント
基本的な内容はこのページに記載していますが、申し込む前にチェックしておくポイントや、YouTube収益化設定でよくあるミスもまとめていますので、かならず目を通してください。
YouTubeパートナープログラムが利用出来る年齢
YouTubeやGoogleのサービス自体は13歳以上が利用出来ます。13歳未満の視聴用にYouTube Kidsが提供されています。13歳以上ならYouTubeに動画を投稿することも可能です。
YouTubeパートナープログラムを利用するにはAdSenseアカウントが必要になります。AdSenseアカウントは18歳以上で作成出来ます。
このため、YouTubeパートナープログラムを利用出来るのは18歳以上になります。
この年齢はPSTでの時間なので、他のタイムゾーンで誕生日の深夜0時(午前12時)になった瞬間に申し込もうとしても申し込めません。確実に利用するには、誕生日から数日待ってから申し込んでください。
YouTubeパートナープログラムに申し込めるチャンネルの条件
基本的な条件の説明はこちらにあります。
https://support.google.com/youtube/answer/72851
YouTubeの収益化ポリシーに準拠している
YouTubeパートナープログラムを利用可能な国や地域に居住している
公開動画の直近12ヶ月の再生時間が4000時間以上
チャンネルの登録者数が1000人以上
AdSsenseアカウントがある(作成出来る)
この再生時間や登録者数はリアルタイムで反映しません。数日に一度反映されるので、直近で基準に達成した場合は数日後に確認してください。
YouTube収益化ポリシーとは
YouTubeパートナープログラムの審査の大部分が、YouTube収益化ポリシーに関する部分です。
明確に決まっているポリシーは、YouTubeコミュニティガイドライン、AdSenseプログラムポリシーがあります。
YouTubeコミュニティガイドラインは、動画全体のテーマに関する事が審査されます。主にスパム、性的コンテンツ、子どもの安全、有害なコンテンツ、ヘイトスピーチ、嫌がらせ等です。
AdSenseプログラムポリシーはコンテンツの内容に関する事です。チャンネル全体でほとんど同じ動画で構成されたくり返しの多いコンテンツか、他のコンテンツを利用しただけのような再利用されたコンテンツか等です。
YouTubeのチャンネル収益化ポリシー
審査の流れ
審査は、最低限の条件に達した場合に始まります。
チャンネル自体やGoogleアカウントに何らかの問題がある場合は、YouTubeパートナープログラムの申し込み自体が出来ない場合があります。
始めにAdSenseアカウントとの紐付けがありますが、複数のAdSenseアカウントを作って重複となるとAdSenseアカウントの重複となる場合があります。他にもAdSenseアカウントに何らかの問題があるとAdSenseのポリシー違反となる場合があります。
その上で、YouTubeチャンネルがYouTubeで審査されます。
審査にかかる時間
審査には通常1ヶ月程度の時間がかかりますが、動画の再生時間、チャンネル登録者数などによります。
場合によっては1ヶ月以上かかる場合もあるようです。
ポリシー上、グレーゾーンのチャンネルの場合、審査が永遠に終わらない場合もあるようです。
審査が終わらない場合、収益化が無効になっている場合
審査が終わらない場合、収益化が無効になっている場合はいくつかの原因が考えられます。
AdSense設定を間違えている、何か問題がある場合はYouTube収益化設定でよくあるミスの内容を確認してください。
YouTubeのヘルプに書いてある内容は、審査に関する基本的な内容で、チャンネルや動画の内容に関してが主です。それ以外にも、過去に削除したGoogleアカウントやAdSsense、YouTube含め、過去の利用内容、チャンネルの状況も審査に含まれています。
以前、Googleプラットフォーム上で何らかの違反をした事がある場合、それが原因で審査が進んでいないこともあり得ます。チャンネル登録者数、再生回数を不正な方法で得ていたような場合も審査に影響する場合があります。
過去含めて何の問題も無い場合、自分のYouTubeチャンネルや動画はYouTubeで収益化できるはずだと信じている場合は、そのままチャンネルの改善を続けてください。
状況によってはYouTube側の不具合で審査が進んでいないこともあり得ます。それでも何ヶ月経っても審査が終わらないような状況の場合、状況を詳しく書いてYouTubeのコミュニティで相談してください。
YouTubeの収益化が承認されない理由も確認してください。
承認されない場合、そもそも申し込めない場合など様々な問題の解決方法
YouTubeパートナープログラムの審査で最も多いのが再利用されたコンテンツで承認されないという問題です。
YouTube収益化の再利用されたコンテンツとはに詳細を書いていますが、どこからかコピーしてきたような、他と同じようなコンテンツの場合にこのような判断をされることが多いです。