誰がYouTubeの動画を審査しているか
YouTubeの動画はすべて機械学習によって確認されていますが、一部人間によっても確認されています。
どちらもYouTubeポリシーチームが最終的に判断しますが、人間による審査はポリシーチームから教育を受けた審査員が行っています。
その審査員はどのような人なのでしょうか。
YouTubeの動画審査は誰が行っているか
YouTubeは2021年からYouTubeパートナープログラムの再審査請求に動画による再審査請求という仕組みを導入しました。
これはチャンネルにアップロードした動画だけではチャンネルの説明が出来ない場合などに、自分のチャンネルがどう作られているのかを審査員に直接説明出来る仕組みです。
https://support.google.com/youtube/answer/9564590
動画では英語、ヒンディー語、ベンガル語でのナレーションが求められています。
英語、ヒンディー語、ベンガル語が使われている地域
ベンガル語はバングラデシュや、インドの西ベンガル州を中心に使われています。ヒンディー語はインドの北部や中部で中心的に使われています。
英語はイギリス、アメリカ、オーストラリアなど含めて、インドでも使われています。
つまり、動画の審査は主に英語圏やインドやバングラデシュで行われているということがここからは読み取れます。
日本では審査していないのか
この文章は日本語で書かれており、読んでいる人の多くは日本人や日本語話者と思われます。
そんな人に気になるのは日本では行われていないのかという点です。
動画は世界中からアップロードされており、英語、ヒンディー語、ベンガル語の話者だけではすべての言語の内容は判断できません。
映像だけ見ればわかる物は問題ありませんが、例えばヘイトスピーチのような内容はその言語のネイティブレベルで判断しないとわからない事もあります。
実際に各言語の話者も審査しているようですが、実際にどのくらいの規模で各言語の動画が審査されているのか、審査体制の詳細は公開されていません。