Googleアカウントは、個人が正しい生年月日を設定して利用していないと、何らかのきっかけでアカウントが利用出来なくなる可能性があります。
例えば、
Googleアカウントを複数人で共有している
生年月日が利用者本人の正しい生年月日ではない場合
が、最も問題が発生しやすいです。
他にも利用方法によっては問題が発生する可能性があります。
1つのGoogleアカウントは、1人のユーザーが個人として利用する。
Googleアカウントに入力する情報は正しく入力する。特に生年月日。
会社、サークル、友人グループなどでアカウントを共有する人がいるようです。
同じアカウントに複数人がログインして
アップロードした写真を複数人で共有する
会社やサークル等のGmailを利用する
YouTubeチャンネルを管理する
同じアカウントにログインした複数の端末を、複数人で共有して使う
管理者が変わったので、利用するユーザーを変更する
あたりが最も多い共有目的のようです。最近増えているのが、ビジネスプロフィールの管理者変更でGoogleアカウント自体を他人に渡すような使い方です。
そのような利用目的の場合、アカウント自体を共有するのではなく、データを共有する設定にしたり、管理者を別に設定するのが通常の手段です。
アカウントの共有は情報セキュリティに詳しい人にとって、銀行口座のキャッシュカードとPIN番号を他人と共有するのと同じ事です。
該当アカウントで管理者を設定するなどして、それぞれのアカウントからログインして管理する、共有機能を利用して、それぞれのアカウントでデータを利用出来るようにするのが通常の利用方法です。
Googleフォトの共有
https://support.google.com/photos/answer/6131416
Googleカレンダーの共有
https://support.google.com/calendar/answer/37082
YouTubeのチャンネル管理者、ブランドアカウント
https://support.google.com/youtube/answer/9481328
https://support.google.com/youtube/answer/9367690
Gmail メールの委任
https://support.google.com/mail/answer/138350
Googleドライブの共有
https://support.google.com/drive/answer/2494822
Googleドキュメントの公開
https://support.google.com/docs/answer/183965
Googleドキュメントのファイルのオーナーを変更する
https://support.google.com/docs/answer/2494892
AdSense アクセス権の管理
https://support.google.com/adsense/answer/2646544
Googleアナリティクス ユーザーの管理
https://support.google.com/analytics/answer/1009702
Google広告 アクセス権の管理
https://support.google.com/google-ads/answer/6372672
Googleビジネスプロフィール オーナーと管理者を追加
https://support.google.com/business/answer/3403100
生年月日はそのアカウントを利用するユーザーの正しい生年月日を入力する必要があります。
会社やサークルなどの設立日を入れる
子供のアカウントを不正に利用するため嘘の生年月日を入力する
広告を制御するために嘘の生年月日を入力する
Googleに個人情報を知られないために嘘の生年月日を入力する
などがよくある正しくない生年月日の入力のようです。
Googleは利用者の状況によって、突然生年月日の確認をする事があります。
例えば子供が使っていると推定されるのに大人の生年月日になっている場合、アカウントに何らかの問題があった場合など、いつどうなるのかはわからないですが、実際にアカウントの年齢確認が必要なる場合があります。Googleのシステムは利用状況から利用者の年代も推定できるようです。
このような場合や、自分で生年月日を訂正した場合に、その生年月日が正しいかを確認するプロセスがあります。
確認に利用出来るのは、パスポート、クレジットカードです。日本の場合は自動車の運転免許証でも対応するようです。
これらの確認手段が無く、生年月日の確認が出来なくなった場合、アカウントが利用出来なくなります。
Googleアカウントの年齢制限の確認について
https://support.google.com/accounts/answer/1333913
各個人がアカウントを責任を持って使用出来るように、各個人のアカウントを作成するなどします。
その上で、各サービスの共有機能等を活用して各アカウントから設定出来るようにします。
やるべきなことはこれだけです。
Google以外のサービス含めて、関係者でアカウントとパスワードを共有しているような場合は、様々なトラブルが発生する可能性があります。この機会に、すべてのサービスの利用状況を見直しましょう。
年齢設定などを偽って登録していた場合は、正しく設定し直しましょう。