33年net諸兄姉どの(2023.05.07)
昨日、チャールス三世の戴冠式が行われた。これは一昨日のNYTimesの記事である。
fundamentally an anachronismと酷評している。
The New York Times <nytdirect@nytimes.com> A coronation preview
2023/05/05 (金) 6:00
Tomorrow, King Charles III will be crowned at Westminster Abbey. It will be the U.K.’s first coronation in 70 years.
Charles has been king since his mother, Queen Elizabeth II, died seven months ago. Since ascending the throne, he has worked to make the monarchy more accessible, forward-looking and inclusive, royal watchers say.
As king, Charles faces a daunting(恐ろしい、手ごわい、とっつきにくい) task. He is walking a tightrope between tradition and modernity, epitomized(要約される) in his personal life. He’s divorced — and remarried. He eats healthy and cares about climate change. But tomorrow’s rituals(儀式) will be a reminder that, in secular(宗教に関係ない),multiethnic(多民族国家の), digital-age society, the crown is fundamentally an anachronism.
The British people, some of whom are more preoccupied with the spiraling cost-of-living crisis, have not necessarily turned against the idea of a king. But many, especially younger people, find the trappings of royalty increasingly irrelevant.
Around the Commonwealth, there are some calls for a reshuffling, but independence is not a top-shelf priority for Canada, Australia or New Zealand.
Details: The festivities start at 11 a.m. in London, or 8 p.m. in Sydney and 6 p.m. in Hong Kong. Learn more about the coronation in our F.A.Q.
For more: Take a look at these memorable photos from Charles’s life.
Readers weigh in: We asked you to share your thoughts on the royal family. Here’s what two readers from Australia had to say:
I have absolutely no interest in this dysfunctional(機能を果たしていない), archaic(古代の), parasitic(寄生性の) institution. My uppermost interest in the British monarchy is to see Australia break away and become a republic! — Karen Houghton, Brisbane
When I learned that I was only a year older than Prince Charles, I took an interest in the royal family but never became a fervid(熱烈な) royalist. Once I was for a republic, but many world presidents over the decades, especially in recent years, have altered my view. — Carole B.
ついで、日本の天皇制について、網野善彦がこう述べている。
社会構成体は、確立期、発展期、停滞期、崩壊期があると思いますが、もはや現代は、近代社会の発展期ではないと思います。そういう認識の仕方がひとつの現代のとらえ方になると思います。もうひとつは、私流のいい方で文明史的、民族史的な次元での区介からの見方に立ちますと、現代は、まさしくその大転換期にさしかかっていると私は思うのです。現代は権力の性格というより、むしろ権威のあり方を否応なしに変化させるような転換期にはいりこんでいるように思うのです。
たとえば室町期、十四、五世紀にできた村や町のあり方が、今や崩壊といってもよいほどの大きな変化にさしかかりつつあることは疑いないと思いますし。人の意識の上にも大きな変化がおこりつつあります。病気のとらえ方、動物に対する接し方などに見られるように、人間と自然とのかかわり方がいまや人類的な規模で変化しつつあることのあらわれが、日本の社会にもはっきりとおこっています。いちぱんはじめにいいましたよう日本の社会はいま、十四世紀の転換以来の大転換の時期にさしかかっていると考えられるのです、
とすると、現代は社会構成史的にも、また民族史的、文明史的にも、大きな転換期にはいっていることになるので、天皇も否応なしにこの転換期に直面していることになります。おそらくこの二つつの転換期をこえる過程で、日本人の意志によって、天皇が消える条件は、そう遠からず生まれるといってよいと思います。
しかしその時は、かならずや「日本」という国号自体をわれわれが再検討する時期となるに相違ありません。それはいわぱ「日本」という国家そのものをわれわれが正面から問題にする時期になるのだと思います。ともあれこれだけの長い歴史を持つ天皇をどうするか、さらには「日本」をどうするかについては、もちろん冷静かつ理性的に対処する必要があるので、いずれにせよその克服の仕方は、最良の仕方で達成する必要があると私は思います。しかしこれこそ、若い人たちにとって、ほんとうにやりがいのある今後の課題といえるのではないでしょうか。(網野善彦著「日本の歴史を読みなおす」2005/7/6 ちくま文庫(p220-221))
イチハタ
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基本的に時代錯誤と酷評している。
The New York Times <nytdirect@nytimes.com> 戴冠式のプレビュー
2023/05/05(金) 6:00
明日、ウェストミンスター寺院でチャールズ3世の戴冠式が行われます。 英国にとって70年ぶりの戴冠式となる。
チャールズ皇太子は、母親のエリザベス 2 世女王が 7 か月前に亡くなって以来、国王でした。 王位に就いて以来、彼は君主制をよりアクセスしやすく、前向きで包括的なものにするために取り組んできた、と王室ウォッチャーは言う.
王として、チャールズは恐ろしい(恐ろしい、手ごわい、とっつきにくい)仕事に直面しています.彼は伝統と現代の間の綱渡りを歩いており、彼の個人的な生活の中で象徴されています.彼は離婚し、再婚しています.彼は健康的な食事をし、 しかし、明日の儀式(儀式)は、世俗的(宗教に関係ない)、多民族(多民族国家の)、デジタル時代の社会では、王冠は基本的に時代錯誤であることを思い出させるでしょう.
生活費の急騰に頭を悩ませているイギリス人もいるが、必ずしも王という考えに反対したわけではない。 しかし、多くの人、特に若い人たちは、王族の装いがますます無関係になっていると感じています.
英連邦周辺では再編成を求める声もあるが、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドにとって独立は最優先事項ではない。
詳細: 祝祭はロンドンでは午前 11 時、ロンドンでは午後 8 時に始まります。 シドニーと午後6時。 香港で。 戴冠式の詳細については、よくある質問をご覧ください。
詳細: チャールズの生涯の思い出に残る写真をご覧ください。
読者の意見: 王室についての考えを共有してください. オーストラリアの2人の読者が言わなければならなかったことは次のとおりです。
私は、この機能不全(機能を果たしていない)、古風(古代の)、寄生(寄生性の)機関にはまったく興味がありません。 英国君主制に対する私の最大の関心は、オーストラリアが独立して共和国になるのを見ることです! — カレン・ホートン、ブリスベン
私がチャールズ皇太子よりわずか1歳年上であることを知ったとき、私は王室に興味を持ちましたが、熱烈な王族にはなれませんでした。 かつて私は共和国を支持していましたが、何十年にもわたって、特に近年、多くの世界の大統領が私の見方を変えてきました。 — キャロル B.