病室騒動

R森下一義:2020.12.23

病室騒動

Kazuyoshi Morishita

2020.12.23 9:59



9月23日の入院から3ヶ月、やっと12月24日の退院予定が決まって心躍る日々であった。


うちでは妻が、そろそろ限界を迎えている。

認知症ではないが心療内科に通っている。

ケア付きマンションで毎度食事は出るし、ナースが常駐して薬の管理までしてくれているし、週2のデイサービス、週3のヘルパーと対策しているのだが、不安感にかられるとどうしようもなくなる。


24日の退院を絶対に逃してはならないと節制に努めた。風邪などひいたら大変だ。

ところが21日になって事件がおきた。隣に問題病人が入室したのだ。

実はここでは最初は個室に入ったのだが、入院が長引くと分かって4人部屋に変えていた。個室は1日1万円かかる。

隣に入った病人は喉に痰が絡んでガラガラ鳴らし、看護人は咳をして痰をとれと勧めている。ガアガアガラガラ、たまったものではない。

隣室との境はカーテンである。加えて隣人は帯状疱疹なのだそうだ。


24日までに何かあったらどうするのか、たまりかねて婦長に訴えたら、「伝染しないものと確かめている」と逃げる。

ついに個室入居を申し出た。そして22日の夕方急遽転室した。


しかし案の定だ。部屋は寒くて寝られない。訴えたら暖房を入れたが、夜中に暑くて目が覚めたら28.5度もある。消すしかない。そしたら4時頃21度で寒くて目が覚めた。

今23日の午前10時である。


予定通り24日に退院出来るかどうか、不安でならない。


<病室の窓から見える大島は風早崎ぞ竜王崎は見えぬ> 黒潮丸


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RE: R森下一義:病室騒動 2020.12.23

Takao Tomatsu

2020.12.24 7:25

森下兄

 いろいろ詳しい報告を流して頂き、情報発信のご本人及び管理人に感謝。我々は皆いつ同じことが起きるか判らない境遇にいるのだから、森下情報は大変良い参考になる。今後とも情報提供よろしくお願いしたい。それにしても森下君はヨットで鍛えた素晴らしい精神力で、不合理な世間に挑戦している。みんな彼に見習おうではないか。


以上、中学校以来の友人戸松より(現在石垣島で冬眠中、相当惚けてはいるが、メールだけはきちんと読んでいる積り)