身辺コロナ雑記 2
W佐藤昭一:2021.5.28 Home

身辺コロナ雑記 2 佐藤昭一

5月26日 私の、第1回のコロナワクチンが接種できた。会場は我孫子市の病院で、ファイザー製である。(85~89歳の枠で、市内4か所の病院で、実施された。)会場の係員は10名ほど、問診の医師1名、接種の打ち手女性(女医?)2名ですらすらとこなしていた。会場で15分、病院内で1時間ほど休息、病院の送迎バスで我孫子駅前に戻った。多少のだるさあり、肩の痛みは翌日も残った。

その後、高齢者から1歳刻みで接種枠が設定され、5月27日、カミサンの年齢まで回ってきたので、私の場合同様、PCを使用して、一度はアクセスが混雑したものの、難なく予約が取れた。

翻って考えるに、PCもスマホも持ってない人には、電話予約で、大変な難儀であろう。私も、市のホームページに毎日2回はアクセスを繰り返していたおかげで、素早く処理できた。市から封書でお知らせが来た時には、予約確認の通知をメールでもらって、プリントアウトして、もう済んだ、やれやれと一息ついていた。

もちろん、私でも、数ある会場と時間枠の中から、最適なのを選び出すのはまごついてしまうし、画面の指示通りカーソルを動かしてクリックしていくのは骨が折れる。ま、何とか出来たのは、日ごろYouTube、Amazon、 GooglePlay だのと、アクセス・設定に苦労した甲斐があったというものである。失礼ながら、初心の方では、ID だの パスワードだの、本人確認などの、用語一つとっても、抵抗感があると思う。

今日、我々の社会では、みんなが、PC/スマホの一定水準の操作・理解に達しているとはいいがたい。普及したのは、携帯電話、Lineぐらいなものである。

今回のコロナ接種では、国民の健康・行動情報を集約・周知するシステムつくりによい機会だったのではないか。(当然情報収集はやってるかも)

今までのスマホアプリでは、不完全なコロナ感染情報のアプリがあっただけである。デジタル庁を設立しましたぐらいで、完全に後手を踏んでいる。

今後のこと、政府のいう「7月末までに高齢者の接種完了」ができたとしよう。それで、中年、若年層は取り残されている。8月、パンデミックが起きる可能性は大きい。

何よりも、重傷者/死者の数がピークに達するであろうことが心配される。死屍累々のなか、それでも、オリパラを強行しようというのか。

 妄言多謝