Q羽島賢一:如水会大阪支部支援幹事 羽島の仕事2023.10.26

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如水会大阪支部支援幹事 羽島の仕事


去る10月23日如水会館のクラブでQクラス有志の昼飲み会を終えた翌日、大阪支部の一橋クラブで、2024新年賀詞交歓会のエンターティンメントの企画会合に出かけた。羽島は長年にわたり支援幹事という半ば名誉職のようなものを務めてきた。私の得意な支援分野はかつては支部行事のカメラマンだった。デジカメとスマホの時代になり、写真の技量も求められなくなった最近では専ら「余興」の企画と運営である。


2019年関西6支部新年賀詞交歓会では、熟女大正琴バンド「万華鏡」に出演を依頼した。兵庫県尼崎市をベースに、海外ではドイツやオーストリア、国内ではNHKに出演するなど、大活躍の熟女の集まりである。60名ほどの団員を率いるのは、家内の同級生橋本美和子さんである。「メンバー全員生涯20歳、干支はオタマジャクシ、白い頭と額の皺は世を忍ぶ仮の姿」をモットーに活動しています。大正琴は皆様にとって馴染みのない楽器でしょう。大正琴は「琴」と「タイプライター」のハイブリッドで、12本の弦をタイプライターのハンマーのようなもので抑え、和琴のように右指で弾いて音を出します。

1912年大正元年に名古屋大須森田屋旅館の森田吾郎が発明したものであり、大須観音の境内の「大正琴発祥之地」の碑があるそうだ。ちなみに東京渋谷の「忠犬ハチ公」の台座の文字は愚妻が代々木小学校5年の時に当選したものである。

2019年は、前年に大阪万博が決定し、翌2020年は東京オリンピック開催と気分が高揚した年であった。コロナも出現していなかった。そのような時期であったので、演奏会はこんな具合に演出した。大勢の団員から選りすぐった6名の名手が41分間の長丁場で、自称20歳の熟女たちは名演奏を繰り広げた。

地元大阪を意識して「大阪メドレー」(万華鏡テーマーソング~♪大阪ラプソデイ~雨の御堂筋~月の法善寺横丁~六甲おろし)でスタートした。

熟女バンド万華鏡はドイツ・オーストリヤなど海外でも活躍しているので「美しく青くドナウ」「第3の男」と欧州の名曲でつないだ。2004年ウイーン楽友協会、2006年チェッコのスメタナホール、2009年ドイツ・アウグスブルグでの演奏の実績があるバンドらしい響きを奏でた。

次に、昭和の流行歌として如水会大阪支部カラオケ部長徳光弘介(S49法)君が「君と何時までも」を絶唱した。引き続き、東京オリンピック開催を祝い「東京ラプソディー」「東京音頭」を、大阪に戻って「道頓堀人情」、そして万博の成功を願い「世界の国からこんにちは」「道頓堀行進曲」と進んだ。如水会元理事長で関西経済連合会会長の松本正義氏の出身校洲本高校に因んで関西では知らぬ者がいない「CMソング  ホテルニューアワジ」を挿入、そして最後はウイーンフィルのニューイヤーコンサートに倣って「ラデツキー行進曲」で締めた。若手会員のダンス付きで「DA PUMP のU.S.A」を追加して終わりました。

録音した演奏は次のサイトからお聞きになれます。

FILE: 19.01.19如水会大阪支部新年賀詞交歓会/大正琴バンド.mp3

URL: https://1.gigafile.nu/0203-ce4c28ee06c6b041082aca482858beed7

ダウンロード期限: 2024年2月3日(土)

冒頭の「阪神タイガース応援歌~六甲おろし」など、要所要所で収音マイクに近い席にいた羽島の美声?も録音されています。

左から岡田事務局長、佐々木大阪支部長、松本元理事長、羽島敦子、万華鏡リーダー橋本美和子さんに羽島本人です。JR西日本社長であった佐々木隆之氏はこの翌年2月にご逝去されました。

DA PUMPのU.S.A.を踊る若手会員たち


この企画は大好評であったので、余勢をかって羽島は次の企画に取り組んだ。

目標を2020年「納涼の集い」と決めて、2019年にスタートした。

2019年は唱歌誕生100年だったので、次のような企画書をもとに実行に移ったが、突然のコロナ襲来で延期を余儀なくされた。

令和元年6月12日

如水会大阪支部 定例行事の講話と余興についての提案

S33 羽島賢一

提案の概要

  唱歌・童謡について、講話と100人以上の規模で『歌声喫茶』を開催する。

  平成30年は、大正7年(1918)鈴木三重吉が童話と童謡の児童雑誌『赤い鳥』  

  を発刊してから100周年に当たる。赤い鳥運動とも呼ばれるが、それを契機に、海

  外の名曲を参考に編まれた文部省唱歌から脱し、日本独自の童謡の名曲が続々と誕

  生した。

  100周年に当たって、『こころに生きつづける歌   童謡・叙情歌への想い  二宮

  清/加藤登紀子』が上梓された。著者の二宮清氏は羽島の友人であり、京都支部会

  員加藤幹雄君も面識がある。二宮清氏に『唱歌・童謡の素晴らしさ』について講演

  を依頼する。

  引き続き、歌声喫茶の店『あかとんぼ』を経営し、各地で舞台演奏をしている

  米村博実氏にアコーディオン伴奏と歌唱指導をお願いし、会場を歌声喫茶店化する。

  因みに、愚妻羽島敦子ともども私も米村博実氏と懇意である。

二宮清氏のプロフィル

  唱歌・童謡研究家。ライフワークとして唱歌・童謡の歴史の研究に取り組む。また、

  作詞者・作曲者の歌碑・記念館や生家などのゆかりの地を訪ね、それぞれの歌の誕

  生の経緯・背景を学び続けている。1943年、大阪市生まれ。68年、大阪大学

  大学院基礎工学研究科修了。沖電気を経て、ダイキン工業入社後、総合企画室主席

  研究員、電子技術研究所所長などを歴任し、2000年同社常務取締役に就任。

 宝塚市在住。工学博士 ・・・羽島のダイキン工業時代の同僚です。

  https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20060423/236000/

  著書 : 唱歌・童謡で学ぶ 伝え続けたい日本のこころ単行本 – 2012/11/16          二宮 清 (著), 李 広宏 (著)   https://www.amazon.co.jp/%E5%94%B1%E6%AD%8C%E3%83%BB%E7%AB%A5%E8%AC%A1%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6-%E4%BC%9D%E3%81%88%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D-%E4%BA%8C%E5%AE%AE-%E6%B8%85/dp/4772705015

こころに生き続ける歌 ~童謡・抒情歌への想い~ ☆加藤登紀子が歌うCD 全18曲き 単行本(ソフトカバー) – 2018/6/30   二宮 清 (著), 加藤 登紀子 (著)

因みに、加藤登紀子さんのお兄さん加藤幹雄氏(昭和36年経)は住友金属工業の同僚です。また、加藤登紀子さんと家内は都立駒場高校放送部の先輩後輩の関係です。

左端は加藤幹雄さん、右端は羽島敦子、京都の加藤氏が経営するロシヤレストラン「キエフ」にて。

米村さんの略歴などは下記サイトをご覧ください。
https://j-net21.smrj.go.jp/special/seniorventure/20090519.html

右端は米村博実さん、中二人は元タカラジェンヌ、左端は司会を務めた羽島敦子、

兵庫県立芸術文化センターにて。


コロナ規制も緩和されこの企画が再び日の目を浴びるようになった。

10月24日に出演者二人と大阪支部杉田光治幹事長とで、実行計画の素案を下記のように纏めました。

日本の明治維新以降の「唱歌⇒童謡⇒叙情歌⇒青春歌謡」の代表歌を一曲ずつ歌うのを基本コンセプトとする。最初は、明治初期「西洋の曲」に「日本の歌詞」を付けた「和魂洋才」の代表曲で文部省唱歌「埴生の宿」とし、次に大正初期「童心芸術」として生み出された「七つの子」、さらに「寮歌・学生歌・応援歌」の代表としての加藤登紀子さんの絶唱叙情歌「琵琶湖周航の歌」、引き続いて昭和初期に親や子が一緒に歌える芸術性豊かに完成された童謡「赤とんぼ」最後を戦後の青春歌謡の始まりの「青い山脈」で閉める。こんな次第です。

各曲の誕生秘話、逸話やその素晴らしさなどを、1曲ごとに二宮氏に語っていただき、続いていて米村さんの伴奏で1曲づつ歌うことにします。

コロナ環境の急変がなく、本企画が実現することを祈りつつ、筆をおきます。


追記

羽島が構想する次の企画は、英吾落語家「桂かい枝」さんです。彼は、三男の高校の同期生で、今でも飲み友達の気鋭の落語家です。彼がアメリカで体当たりの落語興行を行った時の世話は家内の弟がしました。こんな縁もありこの企画が実現するよう支部執行部に働きかけています。

かい枝さんの奮闘ぶりは下記サイトでご覧ください。

FILE: 2008.10.31桂かい枝~ブロードウエイを笑わせろ ニューヨーク繁昌亭への挑戦.mp4

URL: https://39.gigafile.nu/0203-kf7f8fe5dcbd039e6c8d2dc580d02ade6

ダウンロード期限: 2024年2月3日(土)


FILE: 2008.11.15桂かい枝~Rakugoでアメxリカ巡業の旅.mp4

URL: https://39.gigafile.nu/0203-k6091d8bfff0eb76f06dd13adda82fcbd

ダウンロード期限: 2024年2月3日(土)

2023.10.27   Q 羽島 賢一



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<如水会々報投稿文>

昭和33年卒業29年入学

Qクラス会

日時 10月23日(月)12時~14時

場所 一橋クラブ バーラウンジ

コロナ禍で四年ぶりの開催、メールとハガキで5人集まった。写真左から柔道部長島・剣道部高橋・現役写真家羽島・社交ダンス北原・コンピュータ森。花のデコレーションは欠席の大津寄への贈物。この花は楽天市場「108色のかすみ草」で評判のいわい生花から購入。話題はメンバーの消息、恩師の思い出、他大学との付合い、家族のこと、趣味の話、スーパーエイジャー法、「83歳から歳をとらないことにした」は賢い。ビールと美酒、グルメのつまみを堪能し隣席の睦まじいご夫婦にスマホのシャッターを切って頂く。支払は今日出られなかった友の寄付でほぼ足りてしまい皆驚く。世田谷の大津寄邸で花を飾り懇談、時を忘れる。ご夫妻と再会を固く約し、羽島は神戸へ向かい、森は鹿沼へ。14階バーラウンジのリラックスしたクラス会は最高の健康長寿法と思いました。(森)

322-0054
栃木県鹿沼市下横町1304-1

電話 0289-62-5746

https://f-iwai.com/ 

「伝え続けたい日本のこころ」の共著者李広宏氏はこのdiscで日中語で歌います。ネットでyoutubeがありました。https://www.youtube.com/watch?v=dya_qV8BkUU

千の風になって(中国語Version)/李広宏 in 柏崎 2009.6.27

「国際留学生フォーラム in 柏崎」 長岡大学留学生の皆さんと

「伝え続けたい日本の心」共著者「李広宏」のyoutube